耳をふさいで、歌を聴く

著者 :
  • アルテスパブリッシング
4.11
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本棚登録 : 70
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903951454

作品紹介・あらすじ

文芸評論、戦後日本論、アメリカ論などで長年活躍する著者が、初めて音楽批評に挑む!
数百枚に及ぶCDを聴き続けて選んだ6組の日本のアーティスト──奥田民生、スガシカオ、じゃがたら、フィッシュマンズ、忌野清志郎、桑田佳祐──を論じた750枚。音楽とは? 才能とは? ポップとは? その本質に深く厳しく迫る渾身の書き下ろし!

感想・レビュー・書評

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  • 80 スガシカオ 村上 非日本的 鶴見
    110 スピッツ
    314

  • フィッシュマンズやなあ。
    私にとって「分かってる、分かってない」
    の基準は。
    私は「分かってない」かもしれない。
    気にはなるんだけど。
    音楽なんて楽しめればイイと思うけど、
    こんな感じで違う世界の人の批評は、
    とても斬新でした。

  • 音楽評論家でもなければ、熱心なリスナーでもなかった文学者が奥田民生やスガシカオ、フィッシュマンズ、じゃがたらなどについて語った本。

    アーティストの選定は編集者や学生に薦められたのが殆どだそうで、そこに恣意的な何かは存在しないのだろう。

    文学者であるから歌詞と略歴を中心とした文学的な評論になる。
    そのマニアックでない視点はかえって新鮮に読めた。

    この本の編集者は元ロッキンオン。何を云わんか……という感じ。

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著者プロフィール

文芸評論家・早稲田大学名誉教授

「2021年 『9条の戦後史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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