- Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
- / ISBN・EAN: 9784904702055
作品紹介・あらすじ
憲法とは何か。なぜ憲法が必要なのか。読んだだけではよく意味が分からない条文、普通のことばの意味とは違った意味で受け取るべき条文を大胆かつ軽やかに解説する。日本国憲法の入門書。
感想・レビュー・書評
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著者自身の立場から憲法をめぐるいくつかの問題についてわかりやすく解説している入門書です。
著者には『憲法と平和を問いなおす』(ちくま新書)や『憲法とは何か』(岩波新書)などの新書版の入門書がありますが、本書も新書でこそありませんが、コンパクトで読みやすい本だと思います。教科書的な無味乾燥な叙述ではなく、著者自身の立場が色濃く反映されている内容になっていますが、そのぶん興味深く読むことができました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ややエッセイ的で読みやすいが、入門のようで入門とは言えない内容。一通り教科書的な事を学んだ上で、著者の考え方を理解したいという人にはよいのかも。
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憲法改正の声が聞こえる中、国民として、憲法を知ることは重要。
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今まで読んだ憲法関連の中ではかなり読みやすい。
ただざっくばらんな感が若干ある -
昨年12月14日の小沢一郎民主党幹事長の記者会見での「君は日本国憲法を読んでいるかね、ん?」という発言の強烈なイメージがいまだに思い出されるのですが、この本にはちゃんと巻末に日本国憲法の全条文が収録されていますので、一々確認しながら読むことができました。
本書はクールな「長谷部憲法学」の入門書。
読むとほんとためになりますし、素敵な文献解題によって、もっと深く勉強してみたいと思うこと請け合いです。
装丁も非常におしゃれなんですが、私は普通の新書で出して欲しかった。そうすればもっと多くの方が気軽に手にされたでしょうから。
http://www.hatorishoten.co.jp/items/4873166
https://yasu-san.hatenadiary.org/entry/20100225/1267236062
道徳の思考に訴える“窓口”として
http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2011071704098.html