超一流の雑談力「超・実践編」

著者 :
  • 文響社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905073550

感想・レビュー・書評

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  • 本書の前に出ている「超一流の雑談力」は読んでいないが、その内容もおさらいしながらさらに実践的なことを書いてあるというので読んでみた。
    普通の人なら雑談でもするだろうなという場面で沈黙の時間を過ごしてしまう自分に対して変わってくれという思いで買った。

    全体を通して具体的かつ、難易度も高くないものが紹介されていたので雑談レベル0の自分でも実践できると思った。前作でも紹介されていた(らしい)ように相手と良好なコミュニケーションを図るためには相手に語らせるということが重要だという気付きを得た。

    具体的なものとして参考にしたいものを「話し方」「聞き方」のそれぞれでいくつか書いておく。
    まず話し方に関して一番意識しようと思ったのは話にオチを作るということだ。確かにオチを意識しないで話し始めると自分でも「何の話だっけ?」になる。もし見切り発車した場合でも簡単にオチを作る方法は「自虐」か「学び」で話を終えることである。こうすると多少は面白い話ができると感じた。
    聞き方に関して一番便利だと感じたのは、相手の話したそうなキーワード(自分が深掘りしたいキーワード)を拾っておうむ返しで聞き返すことである。確かに相手の話を深いところで理解して適切な質問で深掘りできるに越したことはないが、まだ雑談レベルが低く思考力も全然ない自分にとって画期的な方法だと感じた。

    ただ、読んでから気づいたが、自粛自粛と叫ばれている中で週1のバイト以外は自宅でひっそりとなりを潜めている自分にとっては、まず雑談の舞台に立つ機会を獲得することが大変だなと思った。

  • 具体的な事例を挙げつつ、分かりやすくまとめてあると思います。

    こんなシチュエーションどうしようかなと思った時にも、サッと読み返すと発見があるかもと。

    知識として知っていても、なかなか活用出来なかったり、いつのまにか出来ていたりと話し方って難しいもの。

  • 雑談はなんのためにするのか?
    相手とのコミュニケーションのなかで目的をもって雑談することで、関係が円滑になる効果を持っている。意識して行うことでただの雑談ではなくなる。そして相手への伝え方を五つのパターンを理解することでより会話や商談が進みやすくなる。最低限の知識をつけて相手との距離感を遠からず、近すぎ過ぎずちょうどよい距離感を保つこと、これすなわち相手への思いやりだと私は理解した⤴️ただ相手の話を聞くだけでなく、相手に合わせてコミュニケーションを進めることで人の信頼がグッと上がる。また、飲み会などでよく話す先輩がいてその話を最後まで聞いていると、次の日にはその先輩からお前は信頼できるやつということもあり、ひとそれぞれ気持ち良いことは十人十色だ❗毎晩眠るまえにまたあの人と話したいな⤴️そんなひとになりたい人是非読んでみてください。

  • 雑談のテクニックや要素が具体例とともに書かれている

    参考にはなったが目からウロコというような内容ではなく読めば雑談が上手くなるという本ではない


    この本で読んだ事をいくつか試しつつ、自分なりのスタイルを作っていくのが良いと思った

  • 事件/发生→只说感想是不好。1.自己虐待自己的,2.学习的◎。+盛(加)一点。自己开示→联想,你呢?点头(首肯)的さしすせそ。怎么那么○○(漂亮)?教教我!対比的型→富士山和マッチ棒, ミシュラン和レトルト。気配り→下雨/貸傘, 暑日/下温度。毎天,是実践一个。

  • ベーシックな内容ではあるものの、ここが抑えられていない人が多い気がする。内容の振り返りやすさは良い。

  • 覚えておきたいことのメモ(一部目次と同じ)
    相手が共感できる例え話をするコツは「共通点」の連想、つまり抽象と具体の往復
    ◯一対多ではキーマンを見極め、共通の話題か多少キーマンに合わせた話をする。視線は全体に、配分はキーマン多めで向けておく
    ◯自分自身の努力に話を向けない
    ◯オノマトペ
    ◯地域ネタ
    ◎心配り→共感と提案(〜しましょうか?)
    ◯searchMe

  • 雑談の押さえておくべき基礎を教えてくれる。
    笑いでなく相手の興味ある話題、使える知識。
    そのために日頃の知識習得は大切。
    一言足して返す。
    短い文章で。
    ちょっと話を盛る。
    目を見て話す。
    広げて深ぼれは話が途切れない。
    聞く方が大切。

  • 兄の本棚に置いてあった本を拝借して、
    読んでみた一冊。


    基本的にはそこまで深い内容がないように感じたが、
    下記は参考にしようと思った。

    ①ちょいモリで、普通な会話をワンランクアップさせ
     る。

    ②自虐や学んだ内容等のオチをつけることによって
     なんでもない話を会話をつなぐバトンとする

    ③話題を振る時に自己開示を入れると、
     安心感や和やかなムードに。

    ④例え話は対比がやりやすい。
     富士山とマッチ棒くらい違う等

  • 一作目読んでないけど、問題なく読める。
    既知の内容もあるが、新たな発見もあった。

    話のスピードを合わせるのような雑談力を上げる系の本にありがちな内容から始まり、少しずつ応用に持って行くような構成だった。

    ちょいモリの話では何かに例えてちょい盛りしてユーモアを出すといいとのこと。
    後半でも例え話の良さが語られていた。
    何かに例えるのってなかなか難しい。
    バラエティ番組とか観たり場数を踏んで身につけないとなぁ。
    コツとしては少し盛った対比がいいらしい。

    話にオチをつける、これは私含めて意外とできてない人が多い気がする。
    結局その話で何を伝えたかったかを明確にすることが大切。

    雑談をする上で大切なことは相手に話をさせること。
    話をすることは気持ちがいいから。
    相手の話を引き出すためには適度な自己開示で振っていくといい。
    また、声のボリュームも自分の話をする時は少し小さめ、相手の話をするときは声を大きくするといいらしい。
    話し相手をよく観察して、どのようなキーワードに反応するか覚えておく、そのキーワードについて話を振ると良い。
    どうしてそんなに〇〇なんですか、と聞くのも効果的。これはおじさんに効果がありそう。
    雑談のトピックスとして土地の話はテッパンとのこと。これはよくやる。

    4章以降は話し相手をタイプ別に分けて、それぞれどのように対応するとよいかが記載されていた。
    タイプ分けはsearchMeというサイトで行なっていた。
    searchMeでは性格を以下の5つに分類している。
    ・ハッキリした物言いのタイプ
    ・おっとりタイプ
    ・理系タイプ
    ・盛り上げタイプ
    ・おとなしいタイプ
    ※おっとりタイプは柔らかい物腰で主張はする
     おとなしいタイプは主張しない

    5タイプ程度であれば、ざっくりと分けてタイプ別に対応できそうだと思った。

著者プロフィール

安田 正(やすだ・ただし)
株式会社パンネーションズ・コンサルティング・グループ代表取締役。
対人対応トレーニング、交渉術、ロジカルコミュニケーション、プレゼンテーションなどのビジネスコミュニケーションの領域で、官公庁、上場企業を中心に講師、コンサルタントとして指導実績を持つ。
東京大学、京都大学、一橋大学などでも教鞭をとる。
元早稲田大学グローバルエデュケーションセンター客員教授。
自分の「強み」を知って活かすことで、誰もが仕事でも人間関係でも必要とされ、魅力的な存在になっていく。その具体的な方法を、体系的かつ実践的にまとめたのが本書である。
主な著書に、『できる人は必ず持っている一流の気くばり力』(三笠書房)、シリーズ累計92万部の『超一流の雑談力』(文響社)、『英語は「インド式」で学べ!』(ダイヤモンド社)、『超一流 できる大人の語彙力』(プレジデント社)、『図解 超一流の時間力』(日本文芸社)など多数。

「2023年 『できる人は必ず知っている一流の自分の魅せ方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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