奥本昆虫記

著者 :
  • 教育評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905706939

作品紹介・あらすじ

テントウムシにカブトムシ、アメンボから、人面カメムシ、軍隊アリ、バイオリンムシなど、"現代のファーブル"奥本大三郎による100の虫エッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 100の昆虫について、それぞれ2ページでさらっと書かれている。だいたい著者自身の経験をもとに書かれているので、なんか手触りまで伝わって来るような親しみに溢れていて、読むのが愉しかった。挿絵も味わいがあってよかったんだけど、細密画も見てみたい気がする。蝶、蛾、甲虫、蜂などいろいろ。そうそう、結構カゲロウのページもたくさんあって、著者が好きなんだろうなと感じた。

  • 請求記号 486.04/O 55

  • 日本ファーブル会・会長の奥本氏が雑誌に連載していた昆虫コラム。漫画風のイラストの昆虫も楽しみです。

  • 「ファーブル昆虫記」ならぬ「奥本昆虫記」です。見開き2ページにつき、ひとつの昆虫について愛情あふれるエッセイが記されています。その数、100種類。その中には今まで知らなかった昆虫も含まれており、読みながら「ほお~」「へえ~」と唸るような楽しい発見がたくさんあります。虫好きだけでなく、虫嫌いの人も読めば、虫への理解が深まること、請け合いです。

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著者プロフィール

奥本 大三郎(おくもと だいさぶろう)
フランス文学者、随筆家。昭和19年(1944)大阪生。
東京大学文学部仏文学科卒、同大学院修了。
埼玉大学教授、大阪芸術大学教授などを歴任、埼玉大学名誉教授。
1991年より2010年まで日本昆虫協会会長。
現在NPO日本アンリ・ファーブル会理事長、ファーブル昆虫館「虫の詩人の館」館長。
著書に『虫の宇宙誌』(読売文学賞)、『楽しき熱帯』(サントリー学芸賞)、
訳書に『完訳版 ファーブル昆虫記』(全10巻)など多数。

「2022年 『スリナム産昆虫変態図譜1726年版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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