- Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
- / ISBN・EAN: 9784906866755
作品紹介・あらすじ
「-魔術師、八鍵水明。全ての理に辿り着くことを志す現代の神秘学者だ」現代に生きる魔術師である八鍵水明は、突如現れた魔法陣によって友人とともに異世界へ転移してしまう。だけど勇者として呼び出されたのは友人で、自分はそれに巻き込まれただけ!?しかも帰る方法がわからない!?水明は魔王討伐の旅に同行することを断り、ありとあらゆる現代魔術を駆使しながら、もとの世界に帰る方法を探しはじめる-。圧倒的な現代魔術と未知の異世界魔法が交錯する異世界ファンタジー、開幕!!
感想・レビュー・書評
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とうとう異世界のお株を奪いに来た。
魔法の力すら現代の方が上、異世界で力を得て俺つえーするんじゃなくて、異世界の力の方が弱いから俺つえーできてしまうという。
色んな意味で異世界人が情けないだけに終わってしまっている。しかし、そこで唯一キラリと光るのは王様。さすがですね。
問題は、過去に召喚された人たちがどうなったのかということ。召喚元はこの現代とは限らないのだろうけど…。
出てくる女性たちの性格が、なんだか浅い感じがするのが気になるところです。 -
チート系異世界召喚もの。勇者となるためファンタジー系異世界に召喚された友人のついでに召喚された主人公・八鍵水明が、実は凄腕の魔術師だった、というもの。現代の魔術に比べ異世界の魔術は非常に遅れており、王国一の秀才とされる魔術師でも、水明にとっては児戯に等しい。
テーマは明確。俺TUEEなチート感を楽しむ話。厨二病炸裂なところは良い。が、それだけかなぁ。水明がカッコイいわけでもなく、ヒロインがとびきり可愛い訳でもない。続刊は見送り。 -
結局俺TUEEEかいと突っ込みつつもでもまあこれはこれでみたいな。
ただバトルシーンはもうちょっと何とかならんかなあとは思ったり。 -
勇者召喚された遮那黎二と 巻き込まれた安濃瑞樹と㋳八鍵水明。水明は現代の隠れた魔術師だった。
未熟なストーリー展開だが主人公水明のカッコいい場面を見てスカッとしたいなら目的はある程度叶う。そんな小説。 -
異世界に召喚された現代魔術師が魔王討伐に参加しないはなし。異世界の魔法技術があまりにしょぼいので「元の世界では中の下くらいだった俺でもこの世界だったら無双できるんじゃね?」と思いつつも、面倒なことになりそうなので地道に帰る方法を探す。
現代魔術が異世界魔法とどう違うのか、もうちょっと説明してほしかった。「蒼銘斬!」はかっこいいけど、何が違ってあの化物を倒せたのかがわからない。