かえるの哲学

制作 : 永岡綾 
  • ブルーシープ
3.97
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本棚登録 : 516
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784908356193

作品紹介・あらすじ

大人になった今もう一度出会いたい、
がまくんとかえるくんの50の言葉を集めました。

内気でのんびり屋のがまくんと、お人好しで行動派のかえるくん。
仲良しのふたりは、やさしく相手に語りかけ、失敗すれば励まし、ときに独りごちます。シンプルで何気ないのに心にしみる、そんな彼らの言葉を、シリーズ全20作のお話の中から50選んで一冊の本にしました。

ふたりのかえるのおかしくもあたたかい友情の日々を描いた「がまくんとかえるくん」シリーズは、1970年の『ふたりは ともだち』(日本語版は1972年 文化出版局より)刊行以来、世界中の子どもたちを楽しませてきたロングセラー。日本では長らく、小学校2年生の国語の教科書に採用されている名作ですが、大人になって久しぶりに「がまくんとかえるくん」の言葉に触れ、子ども時代とは違う感動を覚えるという大人の方も多いようです。

英語の原文と絵、そして作家の三木卓さんによる名訳で味わう「かえるの哲学」。巻末には、現代の読者たちに向けた三木さんからのメッセージも収録しています。文庫サイズで、いつもそばに置いておきたいデザイン。大切なひとへのプレゼントにも、ぜひどうぞ。

感想・レビュー・書評

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  • アーノルド・ローベル著の絵本、がまくんとかえるくんシリーズの語録です。
    『ふたりはともだち』『ふたりはいっしょ』『ふたりはいつも』『ふたりはきょうも』から、素敵なシーンと言葉が集められています。
    がまくんとかえるくんは若いToadとFrogであり、永遠の大親友です。
    小さなものから大きなものまで共に悩み、共に泣き、共に笑います。
    心に残った部分を2つ引用します。

    I will be glad not to be alone.
    きみが いてくれて うれしいよ。

    Never mind.
    きにするなよ、いいんだよ。

    素朴な言葉ですが絵に合っていて素晴らしい。

  • 子供の頃から好きなシリーズ。
    がまくんとかえるくんの色々なシーンが
    散りばめられている一冊。
    昔は気にせずよんでいたけれど、
    哲学的と言えば哲学的だ。
    いつでも開いて噛み締める事ができるのが魅力的。

  • 愛と尊敬を教える哲学が詰まった「がまくんとかえるくん」作者の人生|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
    https://www.newsweekjapan.jp/amp/stories/woman/2020/09/post-440.php?page=1

    展覧会関連書籍『かえるの哲学』PLAY! で先行発売開始|PLAY! MUSEUMとPARK
    https://play2020.jp/article/arnold-lobel-book-2/

  • 絵本から抜粋された言葉
    前向きになれる言葉がいっぱい
    かえるくんシリーズの絵本もう一度読んでみたくなった。

  • 訳者のことばにもあるが、さまざまな人生の局面を切りぬけていくかえるくんたちの姿を編集の人々が4冊の本からまとめたものですとある。がまくんとかえるくんシリーズをもう一度読み直せばいいのだろうけど‥。と思ったりしたが、これはこれでまた違った味わいがある。

    “けさ めを さますと
    おひさまが てっていて、
    いい きもちだった。
    じぶんが 1ぴきの かえるだ
    ということが、いい きもちだった。”

    さて、今朝目覚めていい気持ちだと感じ、私は自分が1人の人間だということにいい気持ちだと感じただろうか? 否!これだよなぁ。かえるくんたちにもう一度学ばさせて頂こう。

  • アーノルド・ローベル著の絵本、がまくんとかえるくんシリーズらしい。
    がまとかえるの英単語が違うというのを初めて知った(笑)

    哲学といえば哲学、道徳といえば道徳?
    その時々、手にしたときの気分で、各ページのイラストに添えられた言葉をいかようにも受け取れるのかもしれない。

    This morning when I woke up
    I felt good because the sun was shining.
    I felt good because I was a frog.

    今は、この句が好きかな(#32)

  • 可愛い♡
    内容に「?」となってましたが、あとがきを読んで納得♪
    何気なくパッと開いたページがその時の心境に刺さったりしそう^^

  • 人には人の、かえるにはかえるの哲学はなんとなく納得したし、哲学ってそんなもんだよなっていい意味ですっきりした。
    絵がかわいい!!子どもの頃を思い出せて幸せでした~!

  • https://play2020.jp/article/arnold-lobel-book-2/
    より転載。

    PLAY! MUSEUMの企画展 「がまくんとかえるくん」誕生50周年記念 アーノルド・ローベル展にあわせて、関連書籍『かえるの哲学』が刊行されました。

    内気でのんびり屋のがまくんと、お人好しで行動派のかえるくん。仲良しのふたりは、やさしく相手に語りかけ、失敗すれば励まし、ときに独りごちます。
    シンプルで何気ないのに心にしみる、そんな彼らの言葉を、シリーズ全20作のお話の中から50選んで一冊の本にしました。

  • アーノルド・ローベル入門書

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著者プロフィール

アメリカ・ロサンゼルス生まれ。プラット・インスティテュートで学び、1961年、ハーパー&ブラザーズ社の編集者と知り合ったことがきっかけで『かえってきた さけ』の挿絵で、絵本作家としてデビュー。翌年には、文と絵の両方を手がけた『マスターさんとどうぶつえん』を発表する。1970年『ふたりはともだち』が誕生し、そのシリーズで絵本作家としての不動の地位を築き、54歳で亡くなるまで、100冊以上の作品を残した。

「2023年 『ダッドリーくんの12のおはなし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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