誰も国境を知らない 令和版 揺れ動いた「日本のかたち」をたどる旅
- 清談社Publico (2023年7月12日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
- / ISBN・EAN: 9784909979483
作品紹介・あらすじ
国境の島はもちろんのこと、
この国のかたちですら危うくなってきた……。
日本周縁の島々をめぐり、
そこに行かなければ見えない、
知られざるニッポンをあらわにする
伝説のノンフィクション大作、
15年の時を経て復活。
尖閣諸島、竹島、北方領土……
戦争の果てに線引きされた「日本の国境」に足を運び、
数十年にわたり翻弄され続ける人々の声を追ったノンフィクションが復刊。
尖閣諸島沖を再取材、国有化のリアルに迫ったルポも新たに加筆。
日本において国境が意識されたのは比較的新しいことだ。
四方を海に囲まれ、ごく一部の期間を除き、隣国との境界が海上に存在したため、
日本人にとって国境は目に見えず意識しない存在だった。(東海大学海洋学部教授・山田吉彦)
※2008年に情報センター出版局から刊行された書籍に、
「日本の国境2012〜2023」と山田吉彦氏の解説を追加しました。
感想・レビュー・書評
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休日に訪れた大型書店で購入した。「国境を知らない」というタイトルを見て、いや日本は島国なんだから国境ははっきりしてるでしょと思ったが、いざこの本を読んでみると、日本にも国境問題ってあったよなと思い知らされた。北方領土はさすがに北海道にあるのは忘れたことがないが、あれ、竹島って、対馬って何県だっけとすぐに思い出せないときがあり、いかに自分が普段本土でぼんやりと暮らしているかも、思い知らされた。
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国境の取材のリアルな温度感が伝わってきた
臨場感があった -
平和ボケの日本を憂う。
著者プロフィール
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