民主主義は不可能なのか?: コモンセンスが崩壊した世界で

  • 読書人
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784924671393

作品紹介・あらすじ

現代の三賢人が語りつくした「10(平成後期10年間)+1(10年後の未来に向けて)」の全記録――
世界は、社会は、人びとの心はどう変わったのか?
『週刊読書人』に2009年から2018年まで掲載された「年末回顧鼎談」に、〈「あとがき」にかえて〉と題した語りおろし(4万字)を合せて、11本の鼎談を全収録。各ページには、テーマを理解するための手引きとして、詳細な註を付す(作成=綿野恵太)。
 二度の政権交代、トランプ政治、大阪維新の会、東日本大震災、脱原発運動、ウィキリークス、イスラム国、格差社会、正義論ブーム、ビッグデータとアグリゲーター、熟議デモクラシー、TPP問題、大学の劣化・学問の危機、吉本隆明の死、慰安婦問題、戦争責任、ヘイトスピーチ、リベラリズムの困難、未来の戦争、戦後象徴天皇制、集団的自衛権、ダイバーシティ、AI統治、ポスト・トゥルース……
 現代の社会を読み解くために、必読の書。

感想・レビュー・書評

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  • 2009年から2018年までの年末鼎談のまとめ。時代の振り返りごとに論者の思考が少しずつ深化していく過程が興味深い。

  • 東2法経図・6F開架:304A/Mi71m//K

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著者プロフィール

宮台真司:1959年宮城県生まれ。社会学者、映画評論家。東京都立大学教授。1993年からブルセラ、援助交際、オウム真理教などを論じる。著書に『まちづくりの哲学』(共著、2016年、ミネルヴァ書房)、『制服少女たちの選択』(1994年、講談社)、『終わりなき日常を生きろ』(1996年、筑摩書房)、『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』(2014年、幻冬舎)など。インターネット放送局ビデオニュース・ドットコムでは、神保哲生とともに「マル激トーク・オン・ディマンド」のホストを務めている。

「2024年 『ルポ 日本異界地図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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