ヒップの極意 EMINENT HIPSTERS

著者 : ドナルド・フェイゲン 奥田祐士

• DU BOOKS (2014年6月20日発売)

作品紹介・あらすじ

ドナルド・フェイゲン初の自伝的エッセイ集。

あなたはこう思っているかもしれない。おいぼれのロックンローラーがまたひとり、
最後のあがきで純文学の本を出したんだな。

感想・レビュー・書評

[quazismさんの感想 · 2019年6月27日]

ドナルドフェイゲンの自伝のような本だが、読みづらかったため斜め読みになってしまった。

[g2altさんの感想 · 2014年11月1日]

ドナルド・フェイゲンの自伝。ニュージャージー郊外で育ったオタク系少年だった。12才でビレッジ・バンガードに通う。若いマイルス、ビル・エバンス、トレーンを目の前でみた。大学時代はドラッグ三昧。囮捜査で逮捕されたがすぐに釈放。最近、カナダ入国時に指摘されたが無罪だったことを訴えた。マイケル・マクドナルド、ボズとツアー。デュークスツアー。バスで移動しバスで寝る。ホテルで生活。妻は昔同行したが、もうこりごり。古い曲を歌うろTVベイビー世代にはうけない。
日本では、あぶく銭がかせげるが曖昧な対応にうんざり。レストランに交渉し店内に入るが、テーブルに座った後にすでにオーダーストップと言われた。
アーティスティックな感性を形成した文化的な人物や出来事、大学時代の回想、ツアー日記も披露する。

[kazisshoさんの感想 · 2014年10月24日]

ドナルド・フェイゲンの自叙伝的エッセイ。
彼は何を意図してこの本を書いたのだろうか？
(私はそのような病気があることを初めて知ったが、) まさか急性ツアー障害に苦しむ人がいることを知ってほしいためではないだろう。
米国と日本の読者では受け取り方も大きく異なるのだろうが、私には、神経質で自己中で大人になれない64歳にしか映らない。
ajaをはじめとする彼の作品には好きなものが多かっただけに残念な気持ちが強い。