パフォ-マンス・マネジメント: 問題解決のための行動分析学

著者 :
  • 米田出版
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感想 : 70
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  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784946553073

感想・レビュー・書評

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  • 行動はマネジメントできる。できないのは決して怠けでもやる気の問題でもないと。ABC分析、簡単なようで難しいような。

  • 自分の行動を変えたり、組織内の人の行動をかえるために役立つ本。

    すべての行動に対して「好子」「嫌子」という考え方を当てはめようとするようになったのがこの本を読んで変わった所。今の自分の行動が未来の自分のどんな行動を促しているのか。あるいは、さっきの行動がどんな他人の行動を促しているのかということを考えるようになった。

    組織マネジメントや、コーチングなどを学んでいる人は必読。

  • 行動分析学の本を何冊か読んだけど,
    本書は,ちょっと読みにくい。
    文章自体は読みやすいんだけど,内容が理解しにくい。

    行動分析学の下記の他書の方が
    個人的にはお勧めです。
    『行動分析学入門 ―ヒトの行動の思いがけない理由』
    『行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論』
    『行動分析学で社員のやる気を引き出す技術』
    『メリットの法則――行動分析学・実践編』

  • すべての行動の原理は「〜する」という行動で、
    「〜しない」は行動ではない。

    ABC(先行条件→行動→結果のプロセス)

    個人攻撃の罠にはまらないで、行動を引き起こした原因と行動自体をふりかえるべし。ABCの関係性をチェック。

    目標を設定する際も、「〜しない」ではなく増やしたい行動を目標にした方がよい

    行動の結果が、さらに行動を良くする動機づけになると+のサイクルが生まれる。
    その際、行動の結果が明確で確実でスピーディーであることが重要である。

    全体的に未来記憶と内容は似ている。

    セルフマネジメントについては、パフォーマンスの記録をする事で自分がどういった

  • 仕事や人間関係がうまくいかないとき、我々はその原因を他人や自分の性格や能力、やる気や適性のせいにして、問題解決のためのアクションを取らないことが多い。これを「個人攻撃の罠」という。
    弱化の原理 - 行動することで、何か悪いことが起こったり、良いことがなくなったりすると、その行動は繰り返されなくなる。
    消去の原理 - 行動は強化されないと、元通りに起こりにくくなる。
    派生の原理 - 好子や嫌子が現れると、そのとき、そこにいた人、そこに合ったもの、状況などが好子化したり、嫌子したりする。
    反発の原理 - 嫌子が出現したり、急に行動が消去されると、反発したり、相手を攻撃する行動が起こりやすくなる。
    身につけたい具体的な行動を”標的行動”という。
    問題がABC分析のB:行動にある場合、行動のレパートリーに加わっていないということ。行動を身につけていく手法は、シェイピング、モデリング、具体的なフィードバック、プロンプトとフェイディング。
    分化の原理 - 強化される行動は、強化されない行動に比べて増えていく。弱化される行動は弱化されない行動に比べ減っていく。

    パフォーマンスとは成果。結果としての状態。パフォーマンスに問題がある時、原因が行動にあると最初から決めつけてはいけない。パフォーマンスを行動の問題として捉えるのは数あるアプローチの中の一つ。

  • 好子。

    個人攻撃の罠。

  • できることを明確にして、確実に進めていくための教科書。物事に対して文句や避難だけを浴びせても解決には繋がらないことを改めて教えられます。教員や親など、青少年に接することが多い方には特に勧めたい一冊です。

  • 行動分析学は、指導者、マネージャーに理解してほしい。
    なぜならば、個人攻撃の罠に、はまってほしくないからである。
    「あいつはなぜ言ったことができないんだ」と言う前に、何ができていなくて、どこに課題があるのか考え、問題解決結びつけられる人が増えてほしいと思っている。

    この本は行動分析を初めて読む人にはわかりやすい入門書。
    ただ、行動を分析してどこに指導のポイントがあるか分かったとしても、そこから先は指導者の技量であることは肝に銘じておかなくてはならないとも思う。

  • 行動分析学入門を読んでから読んだので、見たことがある用語が使われて読みやすかった。それでも前半は後半に比べると少しつまらなかったように思う。最後の方はコーチングと似たような内容に。

  • 完読していないのに登録した本二冊目。
    一応人が薦めていた本。

    確かに納得のいく実用的手段が書かれているとは思うのだけど、
    いちいち小芝居が入るのが鬱陶しくて
    半分手前で読む気を失ってしまった。
    単純に文章が合わないのかもしれない。
    面白いと思わない。

    ある好きなブロガーが薦めていた本を何冊かまとめて買ったけど(五冊)、
    私が面白いと思ったのは半分以下だなー。
    というか読んだ四冊中一冊だけだ今のところ。
    こういうのってイコールじゃないのね。
    本に関してはかなり好みが違うことがはっきりしたのでもう参考にはしないかな。
    残り一冊は実用的な本なので多分普通に面白いと思われる。

    いつか劇的に暇な時があったらもう一回トライするかも。

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著者プロフィール

法政大学文学部心理学科 教授
/日本行動分析学会 理事

「2019年 『応用行動分析学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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