『自宅で、30分でできるダンベルトレーニング』

著者 :
  • あほうせん
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本棚登録 : 101
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784990401214

感想・レビュー・書評

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  • 筋トレに関する本は数多あるが、多くはトレーニングの方法についてのみしか書いていない。本書の秀逸なところは、トレーニング、もしくは筋力増強に関する理論面の解説が充実している事である。限られた時間で効果的に結果を出すにはこうした知識は不可欠。以下、要点である。

    <b>タイミング: 食事後2〜3時間経過した頃が良い。</b>
    仕事で、どうしてもそう出来ない場合、食事前にするのであればおにぎりやエネルギーゼリーなどの炭水化物主体の軽食でエネルギー補給を行う。それも出来ない場合は、オレンジジュースなどを開始15〜20分くらい前に摂る。

    <b>タンパク質の補給: 体重x2倍が必要</b>
    卵や豆類(納豆、豆腐)、乳製品の内努めて2種類を摂るようにする。それぞれ約6gのタンパク質が摂取出来る。
    不足分は、プロテインパウダーなどで取得したら良い。但し、1回の食事で吸収できるタンパク質には限度がある。必要なタンパク量が摂れた場合は食事と食事の間にプロテインを摂るようにすると効果的。タンパク質が筋肉に合成される際、成長ホルモンが関わる。それは筋トレ直後から1時間後までの時間帯と就寝前に分泌するため、トレーニングの実施1時間前、直後から30分〜45分以内、就寝前が良い。

    <b>効果的なトレーニング</b>
    ストレッチは、トレーニングの後に行うのが良い
    有酸素運動は、最初は糖質を消費しその後脂肪を消費する。筋トレも糖質を主な商品エネルギーとするので、先イントレーニングを行いその後に有酸素運動を行う方が良い。

  • 筋トレに関する本は数多あるが、多くはトレーニングの方法についてのみしか書いていない。本書の秀逸なところは、トレーニング、もしくは筋力増強に関する理論面の解説が充実している事である。限られた時間で効果的に結果を出すにはこうした知識は不可欠。以下、要点である。

    <b>タイミング: 食事後2〜3時間経過した頃が良い。</b>
    仕事で、どうしてもそう出来ない場合、食事前にするのであればおにぎりやエネルギーゼリーなどの炭水化物主体の軽食でエネルギー補給を行う。それも出来ない場合は、オレンジジュースなどを開始15〜20分くらい前に摂る。

    <b>タンパク質の補給: 体重x2倍が必要</b>
    卵や豆類(納豆、豆腐)、乳製品の内努めて2種類を摂るようにする。それぞれ約6gのタンパク質が摂取出来る。
    不足分は、プロテインパウダーなどで取得したら良い。但し、1回の食事で吸収できるタンパク質には限度がある。必要なタンパク量が摂れた場合は食事と食事の間にプロテインを摂るようにすると効果的。タンパク質が筋肉に合成される際、成長ホルモンが関わる。それは筋トレ直後から1時間後までの時間帯と就寝前に分泌するため、トレーニングの実施1時間前、直後から30分〜45分以内、就寝前が良い。

    <b>効果的なトレーニング</b>
    ストレッチは、トレーニングの後に行うのが良い
    有酸素運動は、最初は糖質を消費しその後脂肪を消費する。筋トレも糖質を主な商品エネルギーとするので、先イントレーニングを行いその後に有酸素運動を行う方が良い。

  • 私が選んだエクササイズ
    ① ダンベルプレス
    ② スタンディング・ショルダープレス
    ③ スタンディング・ショルダープレス
    ④ スタンディング・ダンベルカール
    ⑤ スタンディング・トランクツイスト

    〈本から〉
    人間の筋肉は、持ち上げる力よりも、外力に対して
    持ちこたえる力の方が強い。

    筋肉を大きくするためには、1回持ち上げられる最大の
    ウエイトの50%以下の負荷(30回以上繰り返しが
    できるウエイト)では筋肉への刺激度合いが小さい
    ため、少なくとも70%以下の負荷(12回以下しか
    繰り返しができないウエイト)を用いることが必要
    となります。

    トレーニングによって体型が変化する過程。
    2ヶ月間はあせらずに。

  • ダンベルは持っていたものの、使い方を全く知らなかったので、
    どういった器具をそろえるといいのかといったところから勉強になりました。
    準備体操、トレーニングメニュー、コラムや豆知識など解説も
    しっかりしています。
    実技部分はポイントが写真でわかりやすくなっています。
    最近では、YouTubeなどで各トレーニングのポイントを説明してくれる
    動画もあるので、それらと合わせるとより効果的かと思います。

  • もう少しシンプルにならんもんかね。
    プログラムをひととおり覚えるだけで疲れちゃうよ(笑)。

  • 2009年9月7日購入

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。
筋力トレーニングの方法や指導に関する研究や教育を行う。25年間にわたり、国内最大規模の東海大学キャンパストレーニングセンターにて、15を超える学内運動部に対するトレーニングの指導・統括を担当。
現在は、健康増進やからだづくりのための筋力トレーニング法の開発や指導者育成に注力している。
日本トレーニング指導者協会理事長。これまでに、全日本柔道連盟の強化選手や、男子バレーボールナショナルチームを始めとする
数多くのトップアスリートのトレーニング指導の実績を持つ。また、一般の方々に対するトレーニングのアドバイスや運動指導者の養成も手がけている。
競技選手としては、1991年と1993年のボディビルアジア選手権で準優勝の成績を収めており、現在もトレーニングを継続中。
主な著書に『令和版 基礎から学ぶ! 筋力とレーニング』(ベースボール・マガジン社)、『これなら続く考える筋トレ』(岩波書店)、『ストレッチング 伸ばし方と効かせ方 完全マニュアル』(成美堂出版)ほか多数。

「2022年 『自宅で楽しむダンベルトレーニング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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