パリのガイドブックで東京の町を闊歩する 第2号: 読めないガイドブック (2)

著者 :
  • 代わりに読む人
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本棚登録 : 63
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (94ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784991074325

作品紹介・あらすじ

フレンチトーストをついに食べた「私」は東京の町を闊歩するため、行く先々でパリのガイドブックを買い集め、順に読もうと試みるが……。
荻窪のコンビニから、村上春樹へ、そしてパリ・ノートル・ダムへ。日常を冒険に変える奔放な思考の脱線 第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 未だ1も読んでいないのですが、、、取り敢えず

    友田とん|note
    https://note.com/tomodaton/

    パリのガイドブックで東京の町を闊歩する 2 読めないガイドブック | 代わりに読む人
    https://www.kawariniyomuhito.com/paris-tokyo2/

  • なぜか二巻から読み始める。

    レビューの人々はパリのガイドブックを片手に、東京の街を「闊歩しない」筆者に優しい(笑)

    「ガイドブックを読む。読めば世界の見え方が変わる。その世界の見え方の変わった『私』として東京を歩こうと思っていた。その時、どう歩くかが問題だと思っていた。あるいは、そのために何をどのように読むかが問題だと思っていた。ところが、歩くために読む、そのまず純粋に『読む』ことがまさかこれほど難しいとは思わなかった」

    筆者はあらゆるパリのガイドブックを見つける。
    時には、この変わった企画に挑戦するかのような、お薦めされた本も集める。
    だけど、読まない。読めない。
    読めない自分に焦りを感じながらも進まない。

    正直、私にはその理由が分からない(笑)

    けれど、着実に、東京を舞台に、パリとのコネクトは開始されているようにも感じる。
    「準備体操」がそれであれば良いけれど。

    行ったことのない、テクスト上の「都市」を、眼前に描いていく?見透していく?
    楽しみだけど、どうなるかな。

  • 動き出すと思いきや動きださない第2号
    きっと次は闊歩するんだろうなあ、楽しみです_φ(・_・

    2021/03/06 ★4.0

  • パリのガイドブックを読み込んで読み込んで、それでも出発しなかった1巻から約1年。ついに出発するのか。
    と、思ったら…。
    止まる事で広がる思索は、思わぬものを手に入れる。
    面白い。

  • まだ、東京の街を闊歩するには至らないのであったが、思索の森の闊歩はすすんでいるのであった。ああ、いつになったら僕らは東京の街を闊歩する著者を目撃できるのであろうか。

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著者プロフィール

作家・編集者。ナンセンスな問いを立て日常や文学に可笑しさを見つける文章を書く。出版社・ 代わりに読む人代表。京都市出身、博士(理学)。2018年に刊行した自主制作書籍『『百年の孤独』を代わりに読む』をたずさえて、全国を行商し、本屋さんへ営業したのをきっかけに、ひとり出版社・代わりに読む人を立ち上げる。自著『パリの ガイドブックで東京の町を闊歩する1・2』のほか、『うろん紀行』(わかしょ文庫 著)、『アドルムコ会全史』(佐川恭一 著)、文芸雑誌『代わりに読む人』を編集・刊行。 著書に『ナンセンスな問い』(エイチアンドエスカンパニー 刊)、『ふたりのアフタースクール ZINEを作って届けて、楽しく巻き込む』(共著・太田靖久、双子のライオン堂 刊)。敬愛する作家は、ガルシア=マルケス、後藤明生。

「2024年 『先人は遅れてくる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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