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アーティスト : 坂本龍一 

• ダブリューイーエー・ジャパン

感想・レビュー・書評

[どうしてさんの感想 · 2013年4月18日]

サティ好きには、えっ！？　と思わせられる曲がちらほら。
調べるとタイトルは原点回帰の略で、坂本龍一さんが影響を受けた作曲家の雰囲気が出ている、ということでした。ふうむ。。

小さい頃「音楽図鑑」を日々聴いていた身には、坂本龍一さんの作品に対する挑戦的な意欲みたいなものが一歩引いている感じの、澄んだ印象のするアルバムですね。
"chanson"が一番すきです。音楽の楽しさの根源を感じさせてもらえ、サティの影響がありつつも一歩前に出ている印象。

発売当時は "energy flow"が流行していて積極的に聴いてみる気分になれなかったんだけど、これは聴いておけばよかったなあ。

[なつめさんの感想 · 2009年11月27日]

わりかし生真面目な印象のアルバム

[けたろうさんの感想 · 2005年8月26日]

全体的な世界観が統一されていて、心揺さぶられます。冥想したい時に最適。

[Shinyaさんの感想 · 2005年2月24日]

Piano曲のアルバムです。
特に『opus』が好きです。
『東風』のPiano verも入っていて、かなりお勧めです。

著者プロフィール

さかもと・りゅういち：1952年東京生まれ。３歳からピアノを、10歳から作曲を学ぶ。東京藝術大学大学院修士課程修了。78年にソロ・アルバム『千のナイフ』でデビュー。同年、細野晴臣、髙橋幸宏とともにＹＭＯを結成し、シンセサイザーを駆使したポップ・ミュージックの世界を切り開いた。83年の散開後は、ソロ・ミュージシャンとして最新オリジナル・アルバムの『async』（2017）まで無数の作品を発表。自ら出演した大島渚監督の『戦場のメリークリスマス』（83）をはじめ、ベルトルッチ監督の『ラスト・エンペラー』（87）、『シェルタリング・スカイ』（90）、イニャリトゥ監督の『レヴェナント』（2015）など30本以上を手掛けた映画音楽は、アカデミー賞を受賞するなど高く評価されている。地球の環境と反核・平和活動にも深くコミットし、「more trees」や「Stop Rokkasyo」「No Nukes」などのプロジェクトを立ち上げた。「東北ユースオーケストラ」など音楽を通じた東北地方太平洋沖地震被災者支援活動もおこなっている。2006年に「音楽の共有地」を目指す音楽レーベル「commmons」を設立、08年にスコラ・シリーズをスタートさせている。2014年7月、中咽頭癌の罹患を発表したが翌年に復帰。以後は精力的な活動を続けた。2021年1月に直腸癌の罹患を発表し闘病中。自伝『音楽は自由にする』（新潮社、2009）など著書も多い。

「2021年 『vol.18 ピアノへの旅（コモンズ: スコラ）』 で使われていた紹介文から引用しています。」