サスペリア [DVD]

監督 : ダリオ・アルジェント 
出演 : ジェシカ・ハーパー 
  • ハピネット・ピクチャーズ
3.38
  • (24)
  • (28)
  • (54)
  • (19)
  • (4)
本棚登録 : 224
感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4949478081127

感想・レビュー・書評

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  • 1977年2月公開のイタリア製ホラー映画。
    “ホラー映画業界の一般教養”みたいなイメージがあったので、レンタルしました(「魔女3部作の1作目」って今初めて知った)。

    主人公・スージー(ジェシカ・ハーパー)が、転入先の全寮制バレエ学校で酷い目に遭うお話。
    特に何が原因というわけでもなく、たまたまそういう所に行っちゃったばっかりに厄介事に巻き込まれるパターンなんですね。

    バレリーナ志望の乙女達がキャーキャー言いながら逃げ惑う様が、なんか微妙にドン臭い……。してまたそれを時間かけてじっくりたっぷり見せられるので、怖いの通り越してじれったくなります。飛び降りる時はちゃんと着地点確認しなさい!まったくもう!

    乙女メッタ刺し、顔面にデカいガラスの破片、蛆、釘等々、個人的に印象に残った場面はあるものの、同時に間延び感も強く感じてしまいました。
    バンバン死んでドンドン展開する、最近の映画のテンポに私が慣れ切っているせいですかね。それもなんかもったいない気が。

    とりあえず、癇に障るBGMと目を刺すような配色で、鑑賞者の不快感は最高潮になります。

  • 蛆虫天井は軽くトラウマになります

  • ホラー作品における評価の高さってイマイチ理解出来んなあ。

  • RGBを基調とした照明や見た目に美しい学校のセットはとても印象的。
    Goblinによる音楽も呪術的かつ激しく忘れられない。というか、TRICKのメインテーマ。

    しかし、ダリオ監督のリズム感は独特で、ヘンテコな映画でした。
    音楽の使い方も、間の取り方も、時々やたら芝居じみた行動をとったりと謎の雰囲気がありました。ちょっとコミカルです。

  • (1977年作品)

  • 2013年1月20日観賞。ダリオ・アルジェント監督作のホラー映画の古典。バレエ学校の寄宿舎に住むことになったスージー、いわくありげな寄宿舎では奇怪な事件・生徒の怪死・失踪が相次ぎ・・・。美少女だらけの古い学校の裏でうごめく謎の存在、という設定は更新の多くのホラーやファンタジーにも影響していると思う(この作品が開祖かどうかは分からないが)、そういう設定は私も嫌いではない。冒頭シーンから不穏なムードがいい意味で(悪い意味?)暴走する、「あれは誰やねん」「なんで赤いねん」「なんで爆発するねん」と突っ込みだしたらキリがないが、イヤな感じの音楽や豪華な美術の効果もあってか引き込まれつつ楽しく観ることができた。

  • ダリオ・アルジェント監督はものっそい怖がりで自分の作った映画をチェックする時なんて「怖い!おお!怖い!」とガクガク震えながら見るらしい、可愛いよね。あんな見た目がホラーショーなおっさんなのに。血が赤過ぎて怖くないんだ。

  • 劇場公開時に日劇文化で観た。
    映像に就いては美しくて★5つなのだが、
    ジャケットのデザインが悪いのと
    音声がモノラルなので-1。

    いや、劇場ではサーカムサウンドと云う
    音響システムが使われていて、
    此がメチャメチャ怖かった。
    モノラルだと興ざめ。

    色使いが斬新で、今 観ても全く遜色が無い。
    クリエイターを目指す人は必見の作品。

  • 作中で魔女の詳細は明かされないので、物足りなさを感じるが雰囲気や赤を巧みに使った映像美は抜群。CMにしか登場しない髑髏さんがチープで何だか好きです。

  • ゴブリンのサントラがいい

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著者プロフィール

1940年、イタリア・ローマ生まれ。世界中のクリエイターに影響を与える“ホラーの帝王”。映画プロデューサーの父親と写真家の母親を両親に持ち、新聞『パエーゼ・セーラ』で映画批評を担当したことから映画との関わりが始まる。セルジョ・レオーネ監督作『ウエスタン』(1968)でベルナルド・ベルトルッチとともに原案に携わり、以降数々の脚本を手がける。『歓びの毒牙』(1970)で映画監督デビューを飾り、『わたしは目撃者』(1971)、『4匹の蠅』(1971)の“動物3部作”でジャッロ映画の人気監督の地位を確立。『サスペリアPART2/紅い深淵』(1975)でその名は世界に知れ渡り、『サスペリア』(1977)はオカルトの新境地を切り開いた名作として、ホラー映画史上の金字塔となった。
その後の監督作品に、『インフェルノ』(1980)、『シャドー』(1982)、『フェノミナ』(1985)、『オペラ座 血の喝采』(1987)、『トラウマ/鮮血の叫び』(1993)、『スタンダール・シンドローム』(1996)、『オペラ座の怪人』(1998)、『スリープレス』(2001)、『デス・サイト』(2004)、『サスペリアテルザ/最後の魔女』(2007)、『ジャーロ』(2009)、『ダリオ・アルジェントのドラキュラ』(2012)など。2023年には10年ぶりの新作『ダークグラス』が公開された。2019年にはイタリアのアカデミー賞と呼ばれるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞のダヴィッド特別賞を受賞。

「2023年 『恐怖 ダリオ・アルジェント自伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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