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- / ISBN・EAN: 4988105016170
感想・レビュー・書評
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事前情報のもとに構えて観てしまったせいか、そこまで暗いとか鬱とか胸糞展開とは思わなかった。
ちょっと長いかなと思ったが、後半はテンポよく進むので気にならない。
カトリーヌ・ドヌーヴがよかった。 -
何がいいって歌だよね
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マツコが一番好きな映画って
言ってたから観てみたけど、
突然歌い出したりとかして
なんかよくわからなかった。 -
2016/10/10
2回目。
ビョーク以外に主役は出来なかっただろうな、
というより、ビョークだったからあの映画が生まれたのだろうな、と思わざるを得ない感じ。
やはりラストのシーンが好きだ。
最期に付き添う女性が、かなりキーパーソンに感じる。
あの人は、その他大勢の、1人の象徴なのかなって。
心に残す?刻む?者としての。
やっぱり購入しようと思いました。 -
これだわね〜
カトリーヌドヌーブ出てたんだ。 -
ミュージカルって得意じゃないんだけど、独特な雰囲気に抵抗感なく観ることができる。歌いながら終演に向かっていく主人公が印象的。
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ラースフォントリアーの出世作に再挑戦。約…15年ぶり?
一般的に、後味が悪いとかトラウマ映画として有名やけど、
「黄金の心という名の少女」という4歳の時に読んだ絵本から、本作の着想を得たらしい。
絵本の少女は言う、
「心をどうぞ、私はなんとかなる」
全てを与えるという行為。
トリアーは笑って言う、「献身は美徳だろう?」
そして、ビョークを見つけ、セルマを見て重ね、2人に黄金の心を表現させた。
セルマ(トリアー)の空想世界は、現実逃避では無く、生きてく強さを見出す手段、方法のようなもの。
その独創的で特殊なミュージカル音楽と物語の行き来は絶品。
セルマの唄は、本来の明るく楽しいミュージカル曲とは真逆の過ち。人間を見据えた歌詞はパンクで、またそれは聖母をも彷彿させる。彼女にある包容力、強い母性も引き立て、母と息子のメロドラマな本作に、ぴったり。
音楽は、ビョークの壮麗さ、カリスマ性を見せつけ、途轍もなく良い。実際、音楽についてはビョークが、主導権を握ったらしい。
また本作は、ラースにとって、アメリカ映画でもあるらしい。
彼は、死刑制度に強く反対を示してる。
再鑑して、苦痛の昇華を、作品に観ることが出来た。もう、私にとっては、トラウマ映画ちゃう。
「ミュージカルでは恐ろしいことは起こらないわ」。