フランス/スイスの映像作家。映画批評家から出発し、1959年、長編『勝手にしやがれ』で監督デビュー。ヌーヴェル・ヴァーグの旗手として『女と男のいる舗道』、『アルファヴィル』、『気狂いピエロ』等で世界の映画界に多大な影響を与える。ベトナム戦争期から政治闘争に向かい、『中国女』『東風』等を制作する。1980年の『勝手に逃げろ/人生』で一般映画に回帰し、『パッション』、『右側に気をつけろ』等を制作する。1990年代には映像の一大叙事詩『ゴダールの映画史』を発表。21世紀に入っても勢いは衰えず、テレビ番組を手がけるとともに、映画『愛の世紀』、『アワーミュージック』、『さらば、愛の言葉よ』、『ゴダール・ソシアリス
ム』、『イメージの本』等を発表。2022年現在も新作を準備中とのこと。1930年生。
「2022年 『映画をめぐるディアローグ』 で使われていた紹介文から引用しています。」