自殺サークル [DVD]

監督 : 園子温 
出演 : 石橋凌  永瀬正敏  さとう珠緒  宝生舞  嘉門洋子  ROLLY  余貴美子 
  • 大映
2.69
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感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111280275

感想・レビュー・書評

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  • うーん…これはちょっと気持ち悪いとしか思えなかった…
    こんだけ気持ち悪いと思わせるのも大したもんですが…
    途中のあなたとあなたの関係性?みたいなメッセージもそれらしいことを言っているだけとしか思えず全然心に響いて来なかった

  • 自分と自分自身の関係性はあるのか。
    自分と恋人、加害者と被害者など、わかりやすい関係性を提示した上で、自分と自分自身の関係性を映画の中で問いていた。
    一見そうした他者とのつながりほど自分と自分自身の関係性というものは明確で無い為、自分とはなんだろうと考えてしまいがちであるが、そもそも、他者と自己・自己と自己の関係は、比較しようもないものなのではないだろうか。私が生きている世界はロビンソン・クルーソーの世界のように、一人で生きているわけでなく、何をするにしても他者との関わり失くしては生きていけない。食事をするにしても、はたらくにしても、学校に行くにしても、ほぼすべての活動は完全に自己完結するたぐいのものではない。
    そうした社会を生きる私たちに、自分と自分自身の関係を証明せよ、というのは、私には無理な話に聞こえる。
    自分との関係が希薄である事に絶望するのではなく、それはしかたのないものだと受け入れ、醒めた目で考えること、それがこうした類の洗脳みたいなものに対抗する手段なのかもしれないと考えた。

  • 今となっては考えられないほどの低予算で制作されたように見受けられる。それでも安っぽいという感じはなくて、丁寧に作られているのがわかる。
    冒頭の女子高生が飛び込むシーンは衝撃的。

  • 園子温監督の実質的なデビュー作と言ってもいいだろう。
    物語に観客が納得できる合理的な説明をつけずに、謎を謎として放置しておくという手法はエヴァンゲリオンを想起させるし、それはそれで面白いのだが、はたして映画作品として成功しているかといえば、これは微妙ですね。
    ただ、終幕近くの子どもたち(女子高生ではなくて)の使い方が秀逸。

  • 園監督は最近の作品しか見たことないので過去にどういうものを撮ってきたのか見てみたくて借りた。想像を絶する中身の無さでROLLYが出て来たあたりから全部早送りした。ここまで駄作だと逆に、どういう意図でつくったのか、今現在の監督はこの作品についてどう思ってるのか、そっちに興味がわいて仕方ない。

  • 園子温監督作品。 出演は石橋凌、永瀬正敏、さとう珠緒。
    いきなり冒頭の新宿駅ホームで54人の女子高生が飛び込み自殺するシーンには驚きました・・・(>_<)
    グロいシーンもあり目を覆いたくなる場面もあります・・・。

    「いっせいのーせっ! いっせいのーせっ!」の掛け声が、
    衝撃的で、しばらく頭から離れません・・・ ^^;

    最後まで全体のストーリーが理解できなったです。
    続編「紀子の食卓」は評価高いので期待して観ようと思います。

    【ストーリー】
    ミステリーサイコホラー。
    新宿駅ホームで54人もの女子高生が一斉に投身自殺をした事件をきっかけに、各地で集団自殺が頻発し本格捜査が始まる。
    ショッキングな描写も交えた衝撃作品。

  • 一人園子温祭り。5作目。

    サイコホラー。スプラッター描写多め。


    園監督の映画にしてはなんだか緩いというか、やりきれていないような印象。
    全体としては実存主義について言及した話だというのはわかるのだが、「なんとなーく」の思わせぶりなところで結論を濁してしまっているところがあって、思想的にも物語的にも着地点がぼやけていて結局なんだったのかよくわからなかった。しかしそのわりになんとなくわかった気になれてしまうように撮られているところが監督らしくないというか、あれあれ?という感じ。


    でもまあそれはそれとして、見ていてものすごく不快で嫌な気分になれるフレッシュなスプラッター描写が目白押しなので「おばけ屋敷」として楽しむ分には普通に面白い。

    なにせ54人の女子高生がホームから投身するシーンなど他の映画ではなかなか観られるものではない。

    序盤の深夜の病院シーンの「何も変なことは起きていないはずなのになんかやばいことが進行しているのはもはや確実!」というあの空気感も恐ろしくてぞくぞくした。


    細かいところだが、警察に電話してくる子供が文節と文節の間にいちいち咳をするのが非常にムカつく感じで良かった。

    園監督の若者や子供をむやみに正しい人間として描かない容赦のなさは好きである。

  • 無理っす。
    死で溢れているかもしれないけど、フリだけかもしれないけれど、どこまでも身勝手なのは確かだけど、やっぱり不愉快。
    生きてるということは死んでないということ。選択肢になりえる次の一歩。私でさえなければ、私のことなど。けれど。
    作品としては充分アリだとは思いますが、半端に星3つというのも嫌なので、2で。

  • ただただ露悪的な自己満足映像を延々と見せられる。メッセージらしきものは使い古されていて異様に薄っぺらいし、サスペンスでもなんでもない。見ていて「変態?褒め言葉です(笑)」的恥ずかしさを覚えた。

  • 内容は・・・・深そうに見せといて、そうでもない感じw
    哲学気取りw 血みどろですww

  • 始まってすぐ衝撃を受けた。
    衝撃としか言えない。

    私は☆4つ。
    グロいの苦手だけど、めっちゃグロいけどそれ以上に心動かされた。

  • まぁ・・・内容はね・・・(*´・ω・)(・ω・`*)ネー

    しかし!
    劇中のローリーさんがカッコ良すぎるんだ!(`・ω・´)

  • 『愛のむき出し』が面白かったので見てみました。見てるときは怖いだけだったけど、後になって意味がわかってくると面白かったです。でも血が苦手なので見てかなり後悔しました。

  • 33/100

  • 色んな人が色んなこと言ってて、案外評判が悪いことに驚いた。
    あたしは結構面白かったと思います。
    いちいち回収してない謎は放っておくとして笑、
    少し感動して泣きそうになったくらいだよ爆。

    あなたはあなたと関係していますか?
    あなたがいなくなってもあなたとあなたの関係は大丈夫です。
    あなたは自分のことしか考えていないゲス野郎です。

    ……反省します、身にしみます笑

  • い、意味わかんねえよおおおお
    観ても気持ち悪くなるだけの映画だった…なんで観たんだろう。

  • あたしの中のラズベリー賞。

    俳優のむだ遣い。

  • 映画「愛のむきだし」が面白いというので、借りようと思ったらレンタル中だった。同じ監督作品という事でいっしょに並んでいたのがこれ。ちょっと後悔( ̄□ ̄;)!!

  • 怖い。。。

  • あんまり評価が高くないみたいですけど、十分楽しめる映画でした。終わり方がしっくりこない気もするけど、それは園監督の作品であるなら納得もできる。
    ローリーが「俺は現代のチャールズ・マンソンだ!!」って言って捕まるところとかすごく嬉しかった、なんか同じ匂いを感じて。

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著者プロフィール

1961年愛知県生まれ。大学中退後に自主制作映画デビュー。『自転車吐息』(90年)はベルリン映画祭に正式招待される。代表作に『冷たい熱帯魚』など。テレ東系列で放映中のドラマ『みんな!エスパーだよ!』も監督。

「2013年 『ナショナリズムの誘惑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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