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- / ISBN・EAN: 4959241991027
感想・レビュー・書評
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人々が電脳化された近未来。
少女型の愛玩用ロボットが暴走し、人間を殺傷するという事件が頻発する。
それを捜査する公安9課の刑事バトーは、自らの脳にハッキングを受けるという妨害を受けながらも、真実に近づいて行く…。
1995年に公開された『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』の直接的な続編であり、押井守監督のアニメ作品としても9年ぶりとなる、全世界待望の1作だ。
前作の主人公、草薙素子ももちろん“登場”する。
美麗なCGで彩られる画面の情報量も、サスペンス調の本筋を時に逸脱して語られる“禅問答”の量も、前作を遥かに凌駕。
躊躇なく難解な一方で、バトーという寡黙なサイボーグに感情移入しやすい味付けがなされているのが今作のミソだ。そうして描かれる“未来”は、機械とネットに支配されながらもこの上なくウェット。それこそが、前作が提示した“人間とは、魂とは何か”という問いへの渾身の回答なのだろう。(安川正吾)
一言で言えば、アンドロイド暴走事件。
すでにアンドロイドとの共存が当たり前となっている世の中において、魂のあり方、人のあり方を改めて考え直させるかのような一作。
この作品の世界観(映像技法)には圧倒されます。難解な言葉のやりとりに含まれた伏線を探しながら、いろんな角度から楽しめる一作です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
劇場鑑賞
制作者の趣味全開でかなり難解。
音声も小さめで集中して聞いていないと聞き取りにくいときもあり、ちょっと疲れる。
しかし個人的には世界観といい、ストーリーといい、かなり好みな映画。
わかったようなわかんないような感覚の世界に身を投じるのも攻殻らしくていい。 -
攻殻機動隊のなかで一番難解で、愛に溢れていて、五感すべて集中する。愛が重たくて深くて胸がせつなくなる。男の愛情を難しい言葉の裏側に隠して、すこしはみ出したものがこれまたあついのなんのって。
押井守監督のなかでダントツにすきな作品。 -
あいかわらず押井一流の難解な台詞回しが、何度観てもクセになります。
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何度目かの再見。見るたびに新たな発見がある。傑作だと思う。
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前作に比べ、内容が更に難解になってる。
映像が凄いので、何となく観れちゃうが。 -
すみません、私の理解力が乏しいせいか意味がよく分かりませんでした。
音楽と映像がマッチしたダイナミズムには、目を見はるものがあります。
ただ、少し話が淡々としすぎていて、自分みたいなポップなものが好きな傾向の人は集中力が切れちゃうかも。 -
世界観に引き込まれる。
圧倒される。
面白いと表現する映画じゃないね。 -
これに関する他の作品は観てないんだけど、DVDの初めの方に説明してくれる動画があったのでそんなに???てならずに観れた。
バトーが本当渋くてかっこいい!!
映像がすごくごちゃごちゃしてるんだけど、めちゃ綺麗!!
他の作品も観てからもう一度観たら、また感じ方が違うのかな。