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- / ISBN・EAN: 4988013110649
感想・レビュー・書評
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「本当に大事なことは墓場まで持って行くのよ」
隠し事がなく全て開けっ広げなのが必ずしも良い事とは言えない。
隠し事をしないという”逆オートロック”状態でも、実は何か別の場所に鍵をかけていたのかもしれない。
思い込みが現実をも変えてしまう。
ラストのスローモーションで玄関のカギを開けに行くシーンはきっと彼女の心の鍵が解放されたのかもしれない。
しかし爽快なラストのようにも思えるけれど旦那の浮気はどうなるんだろう。家庭を守る為に嘘をつくのだろうか?
「嘘」でスイートリトルライズを思い出した。
守りたいものにも嘘は必要なんだと思う。
血の雨は圧巻ではあったが、小泉今日子の顔全部真っ赤になってる画はちょっとやりすぎ感が否めない… -
ゆれるゆれる 花のかご
まわるまわる 観覧車
くりかえし やりなおす
ゆれる 家族の学芸会
まわる 正直のための嘘
ゆれるまわる ホントの家族
って思わずポエムしてしまう…。観終ったあとも、しばらく自分も揺れてる気がした。
ソニンちゃんに驚いたー。 -
小説を読んだので、DVDもかりてみることに。
感想…小説よりどろどろ感を出していて、想像ではもっとふわふわした感じだったから意外!
舞台が行ったことある場所だったから、映画の中でよく出てくるかと思ったらそうでもなかった〈神戸:モザイク〉
んー期待しすぎた。キャストは面白かったけど。 -
原作よりも楽しめた気がする。それでも☆3つ。
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65点。ニュータウン、援交、不倫、そういったものが社会学系の本のネタになっていたのはもう随分昔のような気がするがこの映画は典型的すぎるほどにベタな設定。ニュータウンはこの家族のメタファーでありタイトルも。生命の誕生は主人公の救済のメタファーなどなど。象徴がベタすぎる。途中マジなのか狙ってるのか分からないが吹き出してしまったシーンもあってなんだかなぁ、と最後まで鑑賞しTSUTAYAのケースに戻す際にようやくわかった。ケースにはジャンル『人情・喜劇』と書いてあったのだ。
うーん。なるほどね、TSUTAYAさんスルドイ。
余談だがアメリカの学者が「機能不全」の徴候として以下を挙げている。
「家庭になんらかのルールがある、役割分担がある。家族に共有されている秘密がある、他人が入り込むことへの抵抗がある、プライバシーが保たれない、家族への忠誠が要求される、家族間の葛藤や対立が否認され無視される」など。
この反対が「完全に機能している家族」である。あり得るか。
この映画を「家族について考えさせられた」という人は家族とはどのようなものを想定しているのだろうか。話をきいてみたい。 -
すごくリアルだった。
いっさい隠し事をしないってやっぱ難しいんだろうな。たとえ家族だとしても言わない方がいいことってあるんだと思う。『ばれない嘘はうそじゃない。』すごく響いた言葉でした。
でもやっぱり最後の終わり方見てると家族って深い所で繋がってて最後の自分の支えでもあるんだなと思った。 -
おうおうおう、気持ち悪い映画だな、おい。
家族映画がなんだかやんわりが多い中、
これはぐるぐる回るわ、ゆらゆら揺れるわ、気持ち悪い。
気持ち悪い、ほんと笑。
これがラスト、ハッピーエンドなのかどうなのか、不安な後味。
それは、たぶん成功していることなんだなあと思いました。 -
最後の方のシーンが結構きもい!!!
家族についての映画だが、若干家族全体というよりも母親の重いだけが強すぎてあまり全体的な家族としての役割をえがかれていたわけではないかと。母親ならわかるかも。。。この映画のよいところ。。
思い込みの引き起こす恐ろしさ、映像がそれをあらわしているけど、実際問ここまでいくと精神病の映画としか思えない。
もっと早く【愛】というものを出していたらこんなに重々しい感じにはならなかったかも。