偽のデュー警部 (1983年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 早川書房
4.05
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感想 : 7
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感想・レビュー・書評

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  • 再読。初読時はあまり面白く感じなかったが、今回は楽しめた。ラストも洒落ている。

  • 4-

  • 2019.02.09読了
    知人に薦められて購入。
    古さを感じさせないミステリー。

    携帯電話やパソコンのない時代(1921年)の豪華客船を舞台とした物語なので、現代には適応しないつまらない作品になってしまっているのではないか?と心配しつつ読み進めたが、そんなことは全くの杞憂に終わった。
    良い作品とは時代を選ばない。
    すばらしい

  • 第一次大戦直後のイギリスを舞台にした推理小説。冒頭、実在の人物であるチャーリー・チャップリンの英国凱旋の様子が手短かに描かれ、はてこの描写は何のためだったんだろう、と思いながら読み進めていくと、終盤で「あぁ、このためにチャップリンが出てきたのか」と気づかされます。

    序盤はラブロマンスのような展開で、中盤はちょっとダレた感もありますが、中盤以降から終盤に向けては一気に話が展開していきます。また、ダレていたと思われた中盤にも多くの伏線が張られており、実はすべての描写が必要だったんだということが最終盤になって分かります。その点、推理小説としてはとても優秀。

    恐らく映像化されたこともある作品だと思われますが、映像になったら物凄いレベルでネタバレしそうなポイントがちらほら。そう考えると、活字で読んで自分の頭の中で絵を思い浮かべるほうが楽しめるかも。

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