怒りの神 (1982年) (サンリオSF文庫)

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  • フィリップKディックと、ロジャー・ゼラズニィの共著。
    内容的には、フィリップ系ディックぽさが随所に見られて楽しい。リックの、薬に対する知識。そして進学に対する興味がちりばめられている。

    この本を書くのに12年かかったそうだ。かなり独創的で面白かった。
    ディック的な要素が大きい気がする。もちろんロジャーゼラズニィの小説を読んでいる人は、ゼラズニィっぽいと思うかもしれない。

    怒りの神は子供の頃に存在を知って読みたいと思っていた。たまたま古本屋で見つけて手に入れることができた。
    読む価値があったかと言えばあったと思う。めちゃくちゃ面白いわけではないが、オリジナリティーと言う点では評価できる。

  • 第1章に引用されている詩は、「ユービック」巻頭のエピグラフとほぼ同じ。中世ドイツ語で書かれた古い詩だそうだ。本当だろうか。物語は、何のことやらさっぱり分からない。仁賀克雄訳。1982年9月25日初版、1982年12月5日二刷。定価480円。
    収録作品:「怒りの神」、「リディーマー、リディーマー――彼はエントロピーの誼(のろい)から我らを贖(あがな)い出し給へり」(野口幸夫)、「Philip Kindred Dick年代別小説リスト」(仁賀克雄編)

  • 2009/7/1購入

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