死に至る病 (1983年) (岩波クラシックス〈29〉)

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  • 2008/12/2(〜p20),3(〜p89),6(〜p113),7(〜p133),10(〜p237終)

    「〜は関係に関係する関係である。」
    これだけの文字列を見て理解できる人がいるだろうか。
    否、理解は苦しいと推測される。
    私はその一人、人に解説してもらってやっと理解できた。
    正直、この1冊は大変読むのが大変だった。
    前半はとても興味深い話だった。
    人間の絶望とは死に至る病である。死に至る病とは本当に死ねる(身体が消滅する)病という意味ではなく死んでいるのか死んでいないのかわからないところまで絶望するということなんだろうと解釈した。
    私もそう思う。絶望は人間の精神をかなり痛めつける。

    共感できる部分が多く、前半はとても面白かった。

    しかし問題は中盤きってから終わりにかけてだ。
    キリスト教と神崇拝心が強すぎて私には理解不能だった。
    本当読んでいて辛かった。

    これは私の親友に薦めるべきだと思った。

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