ザ・ジャパニーズ―日本人 (1979年)

著者 : エドウィン・O.ライシャワー 国弘正雄

• 文藝春秋

感想・レビュー・書評

[別府さんの感想 · 2015年12月1日]

的確に日本社会を概観している。
二段組みで字が小さい。分厚い本。


【目次】
まえがき――日本語版によせて（Edwin O. Reischauer）　[003-008]

舞台
01　国土
02　農業と天然資源
03　孤立
歴史的背景
04　古代の日本
05　封建制度
06　幕藩体制
07　明治維新
08　立憲制度
09　軍部による反発
10　占領軍による改革
11　戦後の日本
社会
12　多様化と変化
13　集団
14　相対主義
15　個性
16　ヒエラルキー
17　教育
18　ビジネス
19　大衆文化
20　夫人
21　宗教
22　心理的諸傾向
政治
23　政治伝統
24　天皇
25　国会
26　その他の政府機関
27　選挙
28　政党
29　意思決定過程
30　問題点
31　傾向と趨勢
32　政治のスタイル
世界のなかの日本
33　戦前の記録
34　中立か同盟か
35　貿易
36　相互依存
37　言語
38　隔絶感と国際化
39　日本の未来

訳者あとがき（一九七九年五月　國弘正雄）　[430-437]

[ししぼんさんの感想 · 2012年9月9日]

外国人から見た...というより、日本の歴史の流れがすごくいいバランスで概論的に書かれていて読みやすいし、おさらいするのにとても良かった。もちろんかなり前の本だから今から読むと当時の予測の結果と照らし合わせて読めるから面白かったりもする。そこはちょっと誤解があるんじゃないかという点も多少あったけど悪意を感じる描写でもなく、いい感じにありのまま日本を紹介してくれてると思う。