神への長い道 (1978年) (角川文庫)

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感想・レビュー・書評

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  •  作者があとがきで書いているように一つの「未来史」であり、作品をメモがわりに書いているのだろう。
     次は長篇でいこう!

  • 56世紀の地球、何百億光年の宇宙空間・・・宇宙SFはスケールのでかさが魅力。

  • 短編集。
    表題作が面白い。

  • コメント咳さんに教えていただいた!
    短編数編と、表題作の中編1つという構成。

    表題作、この中の56世紀人の会話は確かに twitter に近いですね。

    実は小松左京さんは初めて読んだ(SF音痴なオイラ)んだけど、先見の明ですなぁ。

  • 小松左京の短編集。表題作は中篇かな。すべての作品がスペースオペラというか、割とハードなSFである。

    ハードなSFであるので、なんともとっつきにくいのがこの本の難しいところだ。ただ、その背景にあるのは、古典の怪談であったり落語であったりするわけで、その大きな筋がわかると、一気に理解が進む。

    その中では、やはり最後の表題作が、最も重要で印象に残るわけだが、結局のところ哲学というかなんというか、割と翻訳チックな作品だ。主人公周辺のゴタゴタはディック的、オチはクラーク的とでも言うのか。

  • 前半は意外に読みやすいなあと思ったのですが、最後の中編が難解でした…。
    ほんと科学に造詣が深い人なんだなあとあとがきと解説を読んで納得。
    それでも当初思っていたよりは随分と取っ付きやすかったです。
    あと意外に色っぽい話が多かった。
    ちょっとびっくりしました。
    いや、好きですこの世界。

  • 56世紀の地球、何百億光年の宇宙空間・・・宇宙SFはスケールのでかさが魅力。

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著者プロフィール

昭和6年(1931年)大阪生まれ。旧制神戸一中、三校、京大イタリア文学卒業。経済誌『アトム』記者、ラジオ大阪「いとしこいしの新聞展望」台本書きなどをしながら、1961年〈SFマガジン〉主催の第一回空想科学小説コンテストで「地には平和」が選外努力賞受賞。以後SF作家となり、1973年発表の『日本沈没』は空前のベストセラーとなる。70年万博など幅広く活躍。

「2019年 『小松左京全集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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