巨人の磯 (1977年) (新潮文庫)

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感想・レビュー・書評

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  • 『巨人の磯』:設定にちょっと無理があるかなぁ~

    『礼遇の資格』:趣味に読書・旅行と記せば最も無趣味。本は誰だって読むのだから。問題はどのような傾向の書籍をより専門的に読むかである。旅行は誰だって1年間に2,3度はするに違いない。業務出張も広義に解するなら旅行に入る。なるほど、ストーリーは小気味よく展開して面白い。31歳年下の女性との再婚、最後の1行、次の結婚の際に元夫の地位が高ければよい資格になるは女の計算高さがよく表れている。週刊誌に掲載されていた安倍元首相の側近次官、34歳年下女性との再婚、、、、、このストーリーの二の舞にならなければよいが。

    『内なる線影』:よく理解出来なかった。
    『理外の理』 : よく理解出来なかった。
    『東経一三九度線』:読まず。

    東経の部分は読まなかったが冷遇の資格は興味深く読んだ。
    他は正直、期待外れであった。

  • 短編五編

    『巨人の磯』巨人と見まごう程に膨張した死体の謎をあばく ★★ ありふれたトリック話
    『礼遇の資格』31歳年下の女と再婚した「副」総裁の悲劇 ★★★★ 清張らしくって好き
    『内なる線影』万葉集などを引用してます ★★★ トリックが単純だけどなかなか
    『理外の理』 普通の道理や常識では判断できない、不思議な道理 ★★★★ 日常にある話なだけに現実味があって切なかった。
    『東経一三九度線』★★

  • 大洗、大磯などを舞台とした作品です。

  • 2009年9月11日(金)、読了。

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著者プロフィール

1909年、福岡県生まれ。92年没。印刷工を経て朝日新聞九州支社広告部に入社。52年、「或る『小倉日記』伝」で芥川賞を受賞。以降、社会派推理、昭和史、古代史など様々な分野で旺盛な作家活動を続ける。代表作に「砂の器」「昭和史発掘」など多数。

「2023年 『内海の輪 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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