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- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
感想・レビュー・書評
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表題作の、グダグダとすれ違う感じや、他人に対する無神経さなど、
人間の繊細な心の襞を、時には神経質なほど見つめている短編集。
けれども登場人物は「作家自身が抱いている、不満や怒りの代弁者」のような熱っぽさに浮かされた描かれ方ではなく、傍観者的な視線に管理されている。
「ある程度年齢いった人間(or人間関係)って、こういう揺らぎあるよね〜…」という感覚を、些細な行動やセリフに落とし込んでいるところが、オシャレだし作家の力量を感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「昔日の客」つながり。
「レンブラントの帽子」のみ読む。 -
2010/07/24-08/01
天神
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