日本児童文学の思想 (1976年)

著者 :
  • 国土社
4.00
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 3
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  児童文学の成立から展開まで、その時代背景を差し込みつつ、丁寧に分析している。体系だって書かれたものではなく、様々なエッセイや評論を編んだものであるが、巌谷小波から現代作家まで(あたりまえのことながら)非情に広く目配りをしており、児童文学史を俯瞰的にとらえることのできる良書であろう。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1933年、埼玉県飯能市の山峡に生まれ、各種学校の文化学院を卒業、20歳の夏より文筆によって生活。児童文学研究より、児童文化の研究、児童史の研究へと領域を広げる。日本児童文学者協会・日本子ども社会学会・日本人形玩具学会の理事を務める。著書に、『児童文学概論』(東京堂出版、1970年)、『日本児童文学研究史』(港の人社、2004年)、『日本児童史の開拓』(小峰書店、1989年)、『日本子育て物語─育児の社会史』(筑摩書房、1991年)などがある。挿絵については、『児童出版美術の散歩道』(理論社、1980年)、『日本の童画家たち』(くもん出版、1994年)など。

「2006年 『池袋モンパルナスそぞろ歩き 〈池袋モンパルナス〉の童画家たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

上笙一郎の作品

最近本棚に登録した人

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×