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感想・レビュー・書評
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誰にも理解されず、誰にも知られずに死んでいった男の物語。きっと彼は大人になりきれなかったのだろう。知識のひけらかしの幼稚さが隠しきれない。愛した女性にもふがいない態度しか取れない情けなさが心に沁みる。
同情、というより、自分と重ね合わせてしまうところが…
それゆえに、彼の死に方には憧れすら抱いてしまう自分がいる。
古本屋はしごしてやっと見つけた一冊。
多分一生手放さないだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1856年。高い理想と教養をもちながらも現実に対しては無力ないわゆる「余計者」を描いた。
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