飼育人間 (1959年)

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  • 光風社
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  • 都内で発生した残忍な連続婦女暴行殺人事件。
    14番目の被害者である犯罪心理学者の日記から、犯人は彼が情操教育を与えずに実験的に育てた「飼育人間」であろうと思われた。しかし犯人の行方は杳として知れず…
    『本格ミステリ・フラッシュバック』で紹介されていた本だが、宇陀児作品の中でなぜこの1冊をとりあげたのか、いまいちわからなかった。
    本格テイストも作品としてのまとまりも、逆にスリラーとしてのはっちゃけ具合も中途半端な感じ。設定も『真珠郎』みたいだし。
    しかし、宇陀児は大好きなので評価が厳しくなってしまうが、昔のスリラーとしては十分楽しく読める作品ではあると思う。
    それにしてもこの本、アマゾンの中古だと2万円もするのか。

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著者プロフィール

1896-1966。『新青年』系の探偵作家。変格探偵小説の雄。「石の下の記録」で探偵作家クラブ賞受賞。

「2017年 『見たのは誰だ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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