新島襄書簡集 (1954年) (岩波文庫)

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    ── 新島 襄《新島襄書簡集 19541205-19880316-20000707 岩波文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B000JB59M4
     
    …… やがて、わたしは丁寧に諸氏の好意を感謝して、別れのあいさつ
    をのべ、そうして、ちょうど壇上からおりようとしていたときのことで
    ある。粗末な衣服をまとうた、やせた一人の老農夫が、しずかにわたし
    の前にでてきて、しきりにふるえながら、懐中から二ドルをとり出し、
    ハラハラと涙を流していうには“わたしはバーモント州の北部のもので、
    まずしい百姓であります。このニドルは帰りの汽車賃にもって来たので
    ありますが、さきほど、わたしは、ご演説をききまして、あなたの愛国
    のまごころに、感激を禁じることができなかったのであります。たとえ
    わたしは年老いてはいても、まだわたしの両脚は歩いてわが家へ帰るこ
    とができます。これは、申すまでもなくわずかなもので、とりあげられ
    るほどのものではありますまいが、あなたが将来建てられる大学の費用
    の一部にでも加えて下さるならば、わたしにとって、こんなうれしいこ
    とはありません“と。(P294-297)
     
    http://q.hatena.ne.jp/1480533469(20161201 04:17:49)
     美談の岐路 ~ 東京から200キロ、タクシーなら約6万円 ~
     
    …… 200キロ歩くには一時間4キロなら50時間、一日七時間で一週間
    かかる。飲まず食わず泊らずの苦行で、老農夫の、後の事しりたや。
    (若き宣教師は「ありがとう、お気をつけて」と見送ったのだろうか?)
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/19800517 真性三筆“ライオン”校長
     
    …… 194204‥ ルソン島のバターン半島の米軍降伏で日本軍の捕虜に。
    「死の行進」で100キロ余り離れた収容所へ連行された後、福岡に移送
    され、日本の敗戦まで炭鉱で強制労働をさせられた。帰国後、博士号を
    取得しアリゾナ大教授。日本の学生らに体験を語り続けた。
    http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG26H3I_W7A220C1CC1000/
    ── レスター・テニー《前提条件の違い「事実の間違った認識」に
    ついて 20060300 文藝春秋》P489-492
     
     Leicester Tenney, 1920‥‥ America 20170224 96 /元米兵捕虜団体会長
    http://www.us-japandialogueonpows.org/Tenney-J.htm
     
    (20091203)(20170228)
     

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