水いらず・壁 (1949年)

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感想・レビュー・書評

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  • 読んでから35年経っていて、うろ覚えなので、あやしげな感想です。
    サルトルの著作の中では、平易な部類です。出口なしについで分かり易いと思いました。

    サルトルは哲学は解説物、批評もの以外は理解できる部分がなかったので、文学はたくさん読みました。結果として、文学としてはカミュの方が好きになりました。ごめんなさい。

  • 「「するとまた弾をこめてもういっぺんねらいなおすんですね」彼は考えこみ、しゃがれた声で「ひまがかかるなあ!」彼は苦しむことがたまらなくこわかった。」
    「不滅であるという錯覚を失ってしまったうえは。わたしは何物にも執着はなかった。ある意味では落ち着いていた。」
    「だれのいのちだって価値はないのだ。一人の人間を壁に立たせ、そいつが死ぬまで撃ちまくる。それがわたしだろうとグリスだろうとほかの人間だろうとおなじことだ。」
    (Le mur)

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