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- / ISBN・EAN: 4527427638655
感想・レビュー・書評
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自分の心が独りよがりに偏向してきて窮屈になっていたので、おおらかな愛を感じたいと思い、再鑑賞しました。
墨家の革離は知恵を総動員して、大国から国を守る戦略を梁国に授けます。
そしてその姿勢は見返りを求めず、墨子の教えと己の信念に常に忠実でブレることがありません。
アンディ・ラウ演じる革離がとにかくカッコいいです。
平等に愛を与えるという墨家の教えは無差別で原理的ですらあります。
その頑なな思想ゆえに、革離は理解されず、諌められることすらあり、「何が正しいのか」と悩みます。
その場面は自分も一緒に何が正しいのか、と考えさせられました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
古代中国を舞台とした日本の漫画を映画化。
大国の攻められた小国が頼みにした援軍はたった一人の男だった。
軍師の戦略ものの話として進みつつ、やがて戦争の不毛をどうすれば回避できるのかという話へと展開していく。
大作映画らしいスペクタルはいいんだけど、ちょっと尺が長かったかなぁ。。。 -
墨家の教えと作戦はおもしろいのだが、それだけで終わってしまう。ゲームの三国志を映画にしたものを見ているような映画。
【ストーリー】
紀元前370年の戦国時代。“趙”と“燕”という両大国間の争いに巻き込まれた小国の王城“梁城”は、趙軍の大将軍・巷淹中(アン・ソンギ)が率いる10万の軍勢を前に陥落寸前であった。梁の王は、「非攻」という専守防衛の精神を掲げる“墨家”に援軍を頼むが派遣されて来たのは戦術家・革離(アンディ・ラウ)ただ一人であった。彼は趙軍の先遣隊を追い払い、早速その才覚を発揮する。敵将である巷淹中は革離の実力を見て絶好の好敵手と認め、猛攻撃の準備を開始した。攻撃に備えて作戦を立てる革離。知略を駆使し、総力戦の果てに大軍を撤退させる事に成功する。国民の絶大な信頼を得るに至った革離はすかさず敵軍に対して先手をうち、女隊長・逸悦(ファン・ビンビン)の道案内を得て、自ら敵地への偵察に出かける。敵兵に見つかってしまうが、河に身を投げて逃亡を果たした二人。逸悦は革離に想いをよせ始めていた。城に帰還した革離は偵察によって知った敵のトンネル作戦をみごとに迎え撃ち、大勢の趙軍の兵士を捕虜にすることに成功する。しかし、革離から捕虜をあずかった梁軍の将軍はその捕虜たちを皆殺しにしてしまった。「非攻」の精神から「戦う事を辞めた兵士を殺してはならない」という戒律を尊守していた革離は自責の念に苛まれ、彼を支えようと献身する逸悦を無下に遠ざける。一方、趙の本国に大軍が攻め入ったとの報告を受けた巷淹中の軍は退却を開始した。それを受け、革離に王位を奪われるのではないかと疑心暗鬼になっていた梁の王はもはや戦術家は不要と判断し、革離を謀反の罪で排斥する。その頃城内では、革離に親和的であった逸悦等多くの人々が革離一派と見なされ、王による粛正が始まっていたが、そのさなかに、革離との勝負の決着に執着する巷淹中の私設軍が攻め入り、梁の全城民は人質にとられてしまうのだった。それを知った革離は最後の攻防に臨むべく、再び梁城に駆けつけるのだった。
戦乱の世の中国を舞台に、「非攻」の精神を掲げる異色の戦術家・革離(アンディ・ラウ)が、大国の進軍に飲み込まれようとしている弱小国を救う為に単身奮闘する様を描く戦国アクション。中国・韓国・日本による合作映画。原作は森秀樹(作者)・久保田千太郎(漫画脚本)による同名コミック。敵役にアン・ソンギ。監督・脚本は香港映画界のジェイコブ・チャン。 -
墨攻の凄さが今ひとつ伝わってこないのが残念
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*再見*
利己的な考えかた、妬みの怖さ、正しさ、心を傾ける、苦悩等、人の本質を問いかけてくる映画。好きです。定期的に観たくなる。 -
うーん微妙だった
矢がアンディラウにたくさん飛んでくるCMを過去に見てて、よくある中国のアクション系の映画かと思ってたが、違った。むなしかった。
アンディラウと女優さんがほんとかわいかった。
ほんとにああゆうこといっぱいあったんだろうな。本当に墨家ってのがあったのか。 -
アンディラウ主演の中国を舞台とした歴史映画です。墨家の戦術とスタンスが一貫された防衛戦とラウの演技に惹かれます。
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なかなか良い。
こういう、籠城もの好き。 -
中国が舞台のこういったお話は、
ハッタリが聞いてて、ほんとに面白いです。
1人で大軍と戦う。という設定が個人的に好きなだけかも。
映像もすごいです。
最後ちょっと話しが悲しいですが、
面白かったです。