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- / ISBN・EAN: 4988104044341
感想・レビュー・書評
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原作は読んでいません。他の方のコメントを見る限り原作の方が、いいようですね。さだまさしさんの小説や映画化されたものは、見た事はありのですが、私見ではありますが、さだまさしさんは歌詞を紡ぐ才能の方が優れていらっしゃると感じています。小説も、それなりに楽しめるんですが。
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阿波踊りを観に行きたくなる。
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「風に立つライオン」を読んだついでに
思い立って映画を見た
阿波踊りを背景にしてすれ違う男女の恋に
母娘の慎ましくも激しい愛を表現しようとしたモノだった
さだまさしの得意とする分野だと思う
俳優たちも能面のように多彩で微妙は表情で臨んでいた
何よりも糸が切れそうな
ヒトリヨガリの私の緊張を忘れさせるだろう
阿波踊りの魅力に酔いたいな〜と
一時の涙で愉しませてくれた
来年こそは孫と一緒になって
汗で自分を開放しながら踊りたいものだ -
別途
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映画が気に食わなかったわけではなく、原作の方が気に入ったということで星ひとつ減。
原作を読みながら描いていたキャスティングはなんとなくこんな感じではなかった。とはいえ自分の記憶よりは若干齢を重ねた感のある宮本信子の演技には役どころの的中度も手伝って感服させられた次第。
終盤のセッティングは原作からはかなり逸脱していたものの、その分迫力と勢いは伝わってきた。なので「映像化作品」としては素直に拍手したい。読了からこの鑑賞の間までに実物の眉山を目にする機会に恵まれただけではなくロープウェイにも乗って上がった体験をしていただけにその部分の臨場感は抜群であった。やっぱりこういう要素は大事だなと感じる。
あー、また「すだちビール」、飲みたい。 -
さだまさしの小説を2007年に犬童一心監督、松嶋菜々子主演での映画化。
母と娘との愛するが故の確執と優しさが、静かな映像の中を淡々と流れる。
宮本信子扮するお龍のいわば女の美学とでもいえる生き方が、カッコ良すぎだが感銘。