眉山-びざん- (2枚組) [DVD]

監督 : 犬童一心 
出演 : 松嶋菜々子  大沢たかお  宮本信子  山田辰夫 
  • 東宝
3.56
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感想 : 102
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104044341

感想・レビュー・書評

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  • 原作は読んでいません。他の方のコメントを見る限り原作の方が、いいようですね。さだまさしさんの小説や映画化されたものは、見た事はありのですが、私見ではありますが、さだまさしさんは歌詞を紡ぐ才能の方が優れていらっしゃると感じています。小説も、それなりに楽しめるんですが。

  • 阿波踊りを観に行きたくなる。

  • お祭りってぜんぜん行かないけど、阿波踊りには行きたいです。

    平成23年8月放送NHK新日本風土記より
    「踊り手は10万人、見物客は135万人以上。昔は亡くなった人の魂を慰めるしめやかな踊りだったが、だんだんと生きる喜びを爆発させる熱狂の祭へと変貌」

    女踊りはバレエ、男踊りはストリートダンス、音楽はジャズに共通する部分が多いと思います。
    一昨年眉山に登り、阿波踊り会館で踊りを見、じぶんも舞台で踊ってきました。楽しい楽しい♪

    このたびNHKで、ずっと見たかった『眉山』を放送してくれました。阿波踊りは明日までですね。

    宮本信子さんは、御主人が亡くなってから映画出演を控えていて、この作品は10年ぶりだそうです。
    彼女は恋多き女ではなく、ひとりの人をずっと愛する役がぴったりな女優さんですね。

    宮本信子さんは癌で亡くなってしまう役、でも現在朝ドラ大活躍中です。
    しかし、このときの不倫相手役の夏八木勲さんと、彼女が店を委ねた山田辰夫さんは、その後癌で亡くなっています。うーむ。

    ところで最後の信子さんのメッセージは、娘にとっては重いです。原作がさだまさしさんだからなのでしょう。

  • 「風に立つライオン」を読んだついでに
    思い立って映画を見た

    阿波踊りを背景にしてすれ違う男女の恋に
    母娘の慎ましくも激しい愛を表現しようとしたモノだった
    さだまさしの得意とする分野だと思う
    俳優たちも能面のように多彩で微妙は表情で臨んでいた

    何よりも糸が切れそうな
    ヒトリヨガリの私の緊張を忘れさせるだろう
    阿波踊りの魅力に酔いたいな〜と
    一時の涙で愉しませてくれた

    来年こそは孫と一緒になって
    汗で自分を開放しながら踊りたいものだ

  • 初めて観たときはまだ高校生で、全然面白いと思えなかった。映画を観ている途中で寝てしまったし。一緒に見た母からは「あなたにはまだ早いかもね」と言われ、いつかもう少し大人になったら観たいと思い、温めてきた映画。
    あれから7年たち、「今なら理解して観れるかな?」と思いながら観てみたけど……感動して、泣いてしまった。最後の阿波踊りのお祭りで、最後に主人公の両親がお互いの存在に気づき、一瞬周りの音が聴こえなくなる。素敵な1シーンだった。
    これがきっと、会うのは最後だろうと静かに悟る二人の想いが映像から感じられて、ようやくこの映画を”素敵な映画だった”と理解することができた。多分、劇的な何かを求めている人には物足りないかもしれないけれど、静かに心に染み入る素敵な映画でした。是非、大人に観てほしい!

  • 宮本信子の復帰作。
    阿波踊りシーンがすごい活気と美しさ。
    母と娘のお話。

  • 別途

  • 映画が気に食わなかったわけではなく、原作の方が気に入ったということで星ひとつ減。

    原作を読みながら描いていたキャスティングはなんとなくこんな感じではなかった。とはいえ自分の記憶よりは若干齢を重ねた感のある宮本信子の演技には役どころの的中度も手伝って感服させられた次第。

    終盤のセッティングは原作からはかなり逸脱していたものの、その分迫力と勢いは伝わってきた。なので「映像化作品」としては素直に拍手したい。読了からこの鑑賞の間までに実物の眉山を目にする機会に恵まれただけではなくロープウェイにも乗って上がった体験をしていただけにその部分の臨場感は抜群であった。やっぱりこういう要素は大事だなと感じる。

    あー、また「すだちビール」、飲みたい。

  • さだまさしの小説を2007年に犬童一心監督、松嶋菜々子主演での映画化。
    母と娘との愛するが故の確執と優しさが、静かな映像の中を淡々と流れる。
    宮本信子扮するお龍のいわば女の美学とでもいえる生き方が、カッコ良すぎだが感銘。

  • 徳島を舞台に阿波踊りを取り上げた、母と娘のストーリー。

    東京の旅行代理店で働く娘・河野咲子に1本の電話。
    母・河野龍子が入院したのをきっかけに、咲子は徳島に帰郷。
    医者から告げられたのは、ガン。

    咲子は母から「父は亡くなった」と聞いていたが、生きていると気づき、会いに行く。
    咲子は、医院を営む父に阿波踊りを見に来てくださいと言い残すことしかできなかった。

    映画の舞台は、徳島。
    様々な観光名所が舞台になっている。
    徳島市街地を見下ろせて、タイトルになっている山『眉山(びざん)』
    人形浄瑠璃の鑑賞ができる『阿波十郎兵衛屋敷(あわじゅうろうべえやしき)』
    8月に開催される『阿波踊り』の各演舞場。
    『吉野川』『新町川水際公園』『両国橋』『商店街』など。

    阿波踊り3ヶ月前に、実際に徳島の公園で見た阿波踊りの練習風景なども、映画にでてくるので、懐かしい作品でした。

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著者プロフィール

1960年、東京生まれ。映画監督、CMディレクター、脚本家。監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」「メゾン・ド・ヒミコ」「黄色い涙」「眉山」「のぼうの城」など。脚本作品に「大阪物語」「黄泉がえり」など。

「2016年 『我が名は、カモン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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