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- / ISBN・EAN: 4988013411449
感想・レビュー・書評
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香港の高級レストランで殺人事件が発生した。
犯人はカンボジアから『仕事』を請け負って香港へと密航してきた青年・パン。
現場に駆けつけた警官のリンと若手のワイは、現場周辺を流していた怪しいタクシーを追ってパンを発見、喫茶店へと追い詰める。
逃げ場を失ったパンは客を形ばかりの人質にとるものの、それを一瞬で殺害。
パンを説得しようとしたリンをもワイの目の前で刺殺する。
『仕事』をやり遂げ、いったんは警察から逃げ切ったパンだが、すでに彼は雇い主から見放されていた。
そして、パンの孤独な逃走劇が始まる。
殺し屋VS刑事。非情に徹した人間、相手の喉笛を食い千切り死ぬまで戦うことを止めない闘犬のように生きる男たちを描いた香港バイオレンス。
原題は『狗咬狗』。
何度も劇中でパンが言う「生きたいなら殺せ」という言葉。
彼にとって、生きるということは自分を殺そうとする人間と戦い、勝つことでのみ得られるもの。
そんな彼を中心にすることで、人間の持つ生々しい欲望や衝動を汚いままに描ききった作品。
ラストは安易に予想できてしまう類のストーリー展開ですが、それでも「最後まで見たい」と思わせてくれる、決してヒット作ではないけど良い作品。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これがエディソン・チャン最後の主演映画になるのか??
結構好きだっただけに、あの流出騒動はドン引きでしたわ。
しかしこの映画は・・・・痛い!暗い!重い!
エディソン演じる、人を殺す事に何も感じない無表情の男が
1人の少女と出会い、支えあう。2人の背景も重くて悲しい。
対する刑事の演技があまりにも狂気すぎて
どんなに重い背景があっても感情移入できなかった。
普通なら、ここでエンドロールだろ!ってとこで終わらず、
あのラストを持ってくるなんて、本当にエグイですわ。
やっぱエディソン・チャンいいよ!引退なんて惜しいよー!(´Д⊂
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孤児として育てられ悲しい過去を持つ殺し屋と辛く暗い過去を背負った刑事の対決を描いたハード・バイオレンス・アクション。