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- / ISBN・EAN: 4988142645425
感想・レビュー・書評
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私は元々ホラーが大の苦手だ。だから、これを見る前、非常にビクビクしていた。でも、どうしてもヒースの演技が見たくて、頑張って見た。
すると、意外と怖くない。
良かった!ホントに良かった!!どっちかって言うとちょっと気持ち悪かったかな。罪喰いした時に見える映像みたいのが。
結構面白かったと思う。誰かの罪を背負って生き続けるなんてのは、本来絶対にしたくない事だと思う。だから、アレックスがした決断は、正しかったんじゃないだろうか。
全てを受け入れた様に、両腕を広げて歩くアレックスの姿がとても印象的だった。
ただ、あの子供の姿した悪霊の存在は何だったのかがよく分からない。必要だったんだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
●正統カトリックからは異端視されているカロリング修道会の神父アレックスは、師ドミニクが不審な死を遂げた謎を解明せよと言うドリスコル枢機卿の命を受け、ローマに飛ぶ。そこで彼を待ち受けていたものは、異端中の異端、“罪喰い”についての謎だった・・・・・!
●と言うわけで、死人の形相もすさまじい血飛び散り骨肉ブッた切られる恐怖のオカルトホラー!! ・・・ではなく、カトリックの異端を扱った本来の意味に近いオカルトもの。
ヒース・レジャーの神父姿が腐女子向けらしいと聞いて(・・・)、つまんないんだろーなーと思いながらもお借り上げ。
監督・脚本が『ロック・ユー!』のブライアン・ヘルゲランドなので、どうにもならない駄作ではないですが、観る人間はだいぶ選ぶかも。
ディープなオカルトファンには食い足りないと思うが、ヒースが好きな人は一見の価値はあるでしょう。
しかし、監督のコメンタリー観たら全部イタリアロケなんだなあ。NYの作り方になんか納得。
ついでにそのコメンタリーのおかげで、スキンヘッドの女性が『パッション』にも出てた事を知りました。兼業画家とのことだが、実は有名な女優さんなのか??
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パッケージの「『L.A.コンフィデンシャル』などの脚本を手がけたブライアン・ヘルゲランド監督が〜」なんて文句に期待させられて鑑賞。そして爽やかに期待はずれ…。
そもそも悪霊なんて喰ってなくて、どちらかというと人の罪を喰う“罪喰い”という不死の男の苦悩を描いたドラマっぽい内容。
まあ、それはそれでありだし、本来は悪役である“罪喰い”が妙に悩み疲れきってて、ありがちな勧善懲悪になってない脚本はそれなりに楽しめた。