アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生 コレクターズ・エディション [DVD]

監督 : バーバラ・リーボヴィッツ 
出演 : ジョン・レノン  オノ・ヨーコ  デミ・ムーア  ジョージ・クルーニー  キルステン・ダンスト  ブラッド・ピット  アンジェリーナ・ジョリー  レオナルド・ディカプリオ  ニコール・キッドマン 
  • ギャガ
3.69
  • (21)
  • (60)
  • (50)
  • (4)
  • (2)
本棚登録 : 234
感想 : 51
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4571147373471

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • いまやアメリカを代表する写真家の一人(世界に通用する写真家という意味でもあり、アメリカの象徴的存在として、という意味でもある)、アニー・リーボヴィッツを追ったドキュメンタリー。

    リーボヴィッツという名前を知らない人がいても、彼女が撮影した、ジョン・レノンが全裸でオノヨーコに抱きついている写真(しかも、その撮影の数時間後にジョン・レノンは殺害される)を知らない人はほとんどいないと思う。
    彼女の生い立ちから、ローリングストーン誌時代、さらには外に出てセレブ写真家となってからを、彼女自身の仕事ぶりや作品、彼女の周囲の人たちの発言から浮彫にしている。

    残念ながら私は写真に対して一切の審美眼を持っていない人間なのですが、ローリングストーン時代に彼女が撮影した写真の数々は、人の何気ない表情や一瞬をうまく切り取っていていい写真が多いなぁと思った。彼女について、インタビューに答えている人の多くが「他人の中に自然と溶け込み、撮られていることを感じさせない」と言っていたのもなんだか納得。

    ところでこの映画、うまく言えないのですが、普通そこ説明するでしょう!?って思うような部分があっさりスルーされていたりする。例として、冒頭で恋人と家族を失った…みたいな一言があった気がするのですが、恋人を失った経験はちゃんと触れているのに、家族の部分は見事スルー。
    なぜだろうと思ったんだけど、実の妹が監督だったせいかもしれない。監督とリーボヴィッツの間における「公知の事実」が、観客にとっても「公知の事実」として扱われて説明が省略されているのかも。

  • 音楽からの写真家が、有名雑誌や、世界の顔をとることとなる。その人生の一部をぎゅうとまとめてくれてひと作品。
    スーザン・ソンタグのパートナーということも、非常に注目すべき点である。

  • 人生の中の一瞬にすべてが表れることがある。

  • ジョンレノンとオノヨーコのあの写真を撮った人のドキュメンタリーと知ってレンタル

    写真にはあまり興味がなかったはずなのに、見ているうち釘付けになっていく
    彼女が撮る写真撮る写真とにかく美しい
    現実にはありえない、写真だからこそ見ることができる美しさ
    他の写真家が同じコンディションで撮ってもこの美しさは出せないだろうと思わせるものがある
    恐らく被写体に対する視線、撮る前に練られた撮りたいものを撮るためのプラン、道具、シチュエーション
    すべてがたった1枚の写真の中にこれでもかと詰め込まれている
    「どんな写真も人生には敵わない。写真は一瞬を切り取ることしかできない」と写真の限界も知っていながら、いつまでも眺めていられる写真を撮る
    生まれながらのカメラマン

    友人、スーザン・ソンタグを亡くし「写真を撮っている間は彼女の死を忘れることができた。写真を撮ることは、私にとって癒し」と語っていたのが印象的だった
    人の進む方向を決めるのは生まれ持った才能ではなく、どん底から救ってくれるとてもシンプルなものなのかもしれない

  • 今まで見たドキュメンタリーの中で一番面白かったんじゃないかな?彼女の作る作品は超衝撃的!そして彼女の人生も本当にドラマチックで、ドキュメンタリーなのに作られたドラマの様だった!彼女の生きざまから、生きる勇気とかなんか力強いパワーみたいなものをもらった気がする。また時間をおいてみたいと思う。にしてもジョンレノンの写真泣きそうになる…あれはすごいよ。一生忘れないと思う。即行図書館で写真集を借りようと思ったけど、どこにもないよ~。どっかにないかな~。

  • 「生きるように撮り、撮るように生きる」


    女流写真家、アニー・リーボヴィッツのドキュメンタリー。
    多忙な日々を追った映像や被写体となったセレブの証言などを通し、彼女の比類なきセンスや半生に迫る。

  • 写真との向き合い方
    被写体との向き合い方

    アニー・リーボヴィッツなりの写真とともに生きてきた様を知ることができる

    彼女の名前を今まで知らなかったけれど、知っている写真がたくさんあった

    彼女の目から見た世界の色はどんな風な色をしているんだろう、とおもった

  • アメリカの写真家のドキュメンタリー。
    シゴトの参考に観たが、いい写真だったなあ。
    興味深く観た。

  • 写真家アニー・リーボヴィッツのドキュメンタリー。
    ずっと見たかったのでやっと見れてよかった!
    やっぱり、オノヨーコとジョンレノンの写真が特に印象的。

  • ドキュメンタリー好きじゃないけど良かった!!

    彼女の生き方、感じ方、考え方
    そのすべてが一本の筋になっていて、まったく迷いがなくて、きらきらしてました。
    いいなぁ、そんな人生。
    素直に魅力的な女性でした。

    写真よかったなぁ。ちゃんと見てみたいなぁー

    そして、アメリカの歴史とか被写体になっている人物とか、自分の知識のなさが悔しいです・・

全51件中 1 - 10件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×