- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988142699527
感想・レビュー・書評
-
2011/02/09
カニバリズムに目覚めた明晰な頭脳を持つ精神科医のレクター博士が、
自身は刑務所に捕われながらも、
FBIの追うある凶悪犯罪の犯人逮捕に協力する。
アメリカのように国土も広く、文化や宗教・人種も多彩な国が、
ある瞬間、極度に偏った人間を生み出すのかもしれない。良くも悪しくも。
FBI犯罪心理学という本を読んだとき、実際にカニバリズムを犯した者や、
吸血鬼、バッファロー・ビルのような遺体の皮を剥ぐ犯罪者の
生い立ちや犯罪に至るまでの経緯が詳しく載っていた。
多くは人格形成に大きな影響を与える思春期に、
大きく社会と乖離した何らかの体験をしていることが多かったように記憶している。
意外とスプラッターのような描写はなく、
純粋に面白かったので、続編も観てみようと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
グロくて心理的な怖さもあるけど、どことなく寂しさも感じる。レクター博士怖いけど好きです。
-
アンソニー・ホプキンス、最高!
手に汗握るのに、嫌な不快感を残さない、「やられた!」感をがつんとくれるサイコサスペンスでした。
ハンニバルレクターが実際、画面に写っているのは15分程度なのだそうな。 -
マイフェイバリットムービー。
ここまで有名になると、もう多種多様な評価が世の中に溢れかえってますが、とにかく私はこの映画が大好きです。 -
原作よりレクターとクラリスの感情の機微が丁寧に書かれていた気がする。映像という形で可視化されたレクターの「芸術」が素晴らしかった。
原作は原作で読みごたえのあるサスペンスだし映画は映画でまた違った見所があって良い。 -
狂気と天才的知能を持ち合わせたレクター博士。
この強烈なキャラクターは、いつまでも色あせない。 -
アンソニーホプキンスの演技がよかった。
自分の顔に警官の顔(表皮)をくっつけ、警官をだまし逃げたのがすごかった。 -
テレビで最後だけしか見ていなかったので(←)やっと見れた!
レクター格好良い〜。紳士で知的で芸術センス抜群ってもう…(*^_^*)
でも、ミステリーとしては展開が早すぎてよくわかりませんでした。笑 -
なんだかなーという先入観でずっと観てませんでしたが、
とっても面白かった!
エンタテイメント娯楽作です、ホラーの。
ものすごく良くできているんだなぁということを頭の片隅に置きつつ、
とても楽しんでしまいました。
ドキドキするあの映画の感じを改めていいなぁと思ったのでした。 -
アンソニー・ホプキンスが素晴らしい。
シリーズは全て見ましたが、レクター博士の存在感はほんと圧巻の一言。
原作とは違ってクラリスとレクターのラブストーリー的要素が強いのも面白い。
恋とは違うがしかし二人の間にあるのは間違いなく愛だと思う。
ついでに。
ハンニバル・ライジングは話が単純すぎてちょっと物足りない。
俳優の方頬だけで笑う笑い方は非常に好きだが、走り方が不細工だったのが残念。 -
95点 第64回アカデミー賞 作品賞、主演男優賞、主演女優賞、監督賞、脚色賞受賞の傑作サスペンス。素晴らしいの一言。
-
<あらすじ>
若い女性の皮膚を剥ぎ落とし、その死体を川に流すという残忍な連続猟奇殺人が発生した。
犯人の仮称を冠し“バッファロー・ビル事件”と呼ばれるこれを解決するため、FBI訓練生のクラリスは、クロフォード主任捜査官からある任務を課される。それは、元は天才的な精神科医であり、自分の患者を食したため現在は州立精神病院に措置入院されているレクター博士を訪ね、バッファロー・ビルの精神状態を解明させるというものだった。
クラリスから依頼されたレクターは、その引き換えとしてクラリスに、彼女自身の過去を語らせる。 -
犯人が1回であっさり死ぬ、という映画は久々に見ました。
しかしレクター博士が捕まらずに生きててよかった。凶悪犯罪者だと分かっているのに全然憎めないし寧ろもっと深い部分が知りたい関わりたい。
レクター博士が言っていた事は一つ一つが深かった。殺人という一つの枠に嵌りながらも見事゛美しい゛の一言ばかりを言わせます。吊るされていた死体なんて最早芸術作品の一部を思わせる程の美しさ。 -
言わずもがな
-
watched:2009 Apr.
-
途切れない緊張感。さすが名作。もうちょいグロいかと思っとった。
-
凶悪犯罪ものの番組を必ずチェックする私としては、すごいうれしい。レクターのキレっぷりはさすが!
いいよね、凶悪犯罪。すごい発明家が好きな人っているけど、凶悪犯罪が好きなのも同じ感じだと思う。「そんなこと思いつくんだ!」って感心するところが。人間の無限の業と想像力の可能性にロマンを感じる。自分は絶対被害者になりたくないけど。(な)
↑いいよね、凶悪犯罪!レクターには美学を感じる。(り) -
言わずと知れた名作映画。
出番は15分程度しかないものの圧倒的な存在感を放つレクター博士(アンソニー・ホプキンス)はすごい!!! -
人の皮を剥ぐ連続殺人犯の捜査に当たっていたFBIの訓練生が、
同じような犯罪を犯して刑務所に収容されていた天才精神科医に
捜査を協力してもらい、事件を解決するという話。
ジョディーフォスターが今よりかなり若々しくて美人です。今も
綺麗ですけどね。
アンソニーホプキンスが演じる冷徹な天才精神科医が魅力的でした。
アカデミー賞を獲得したこともあり、当時はかなり話題になって
いたようですね。yahooのレビューでも評価が高かったのでDV
Dで観たのですが、期待していたほどの面白さはなかったような
。個人的には可もなく不可もなくって感じの作品です。 -
後述。
-
私にサイコサスペンスの魅力を教えてくれた作品。
小学生の頃両親の影に隠れてみていて、恐ろしいながらも
その狂気じみた世界観の美しさに惚れいつか見直そうと心に決めていました。
殺人犯だとわかっていても、心惹かれてしまうレクター博士。
なんという恐ろしい魅力を持っているのでしょう。
アンソニー•ホプキンス、まさに適役です。
(古典映画では全然違う演技をするのにね、素敵。)
そしてクラリスはやはりこの人しかいない、ジョディ•フォスター。
(といっても2作目のクラリスも、私は嫌いじゃないですが)
なんせ魅力的で高尚な猟奇的な映画。何度も見たくなります。 -
グロテスク、だけど綺麗。
クラリスとレクター博士の関係がすてき。
中学生の頃に観たときと感じ方が大きく変わりました。
だいすきです。 -
"すごい、この映画面白いな。まぁ犯人の動機みたいなのは早々に見当がついたものの、このスリリングはすごいなぁ~。出来たら暗転した室内よりも、先のほうの訓練で出てきた、コーナーへの用心が甘いみたいなのを伏線にしてくれた方がスマートだった気もするけど、まぁそれじゃやりすぎか。"
"まぁ欲を言えば、もっと狂気に満ちていてもいいし、もっと美しさを求めて欲しいと思った。きれいに織れているけど、完成度も高いけど、もっとやれるだろ、みたいな。でもまぁ最近見た中ではダントツの満足感かなぁ。 "
(from twitter @ykZQ) -
アカデミー賞だけある。
世界観に厚みがあった。
奇怪な部分がいかしてる! -
ジョディ・フォスターが可愛かった頃のクラリスはよいなあ。アンソニーおじさまのレクター博士ははまり役だと。この二人の関係性が原作の「ハンニバル」でぶっ壊れているのがちょっと残念。(くっついちゃいますこのふたり‥。)ハンニバル・ライジングまで見てませんが、羊たちの沈黙だけはタイトルとともに名作だと思う。「羊の声は鳴きやんだか?」の電話のシーンがとても素敵。
-
午前十時の映画祭で鑑賞。
ハンニバルとレッドドラゴンは見たんだけど、これだけ見てなかった。なぜ。
こう見えて理性的なお話。
レクター博士まじやばい。 -
今更観ました。
レクター博士カッコイイ!変態だけど。
普段洋画をあまり観ないので新鮮でした。サイコサスペンスは大好物です。
グロ耐性はやや低いのでオエ〜っと思う箇所もありましたが、最終的には満足。
レクター博士みたいなナチュラルボーンの倒錯者が雑踏に混じっていると思うと怖い。 -
やっぱり名作だと思う。
小説をうまく映像化している点でもすごい -
レクター博士の脱出シーンが印象的でした やってる事はえげつないのにその手口が華麗で吊り下げられた死体なんかはひとつの芸術作品に見えてしまいました
-
「午前10時の映画祭」でまた観たのをきっかけに登録。
ハンニバルシリーズの中で、本作が一番楽しめると思う。
結末も知っていて観ても、時々鳥肌が立つ。
レクター博士とクラリスとのやりとりが、この映画の見どころだと思っていますが、そう考える人も少なくないのでは。
アンソニー・ホプキンスの眼と声が頭から離れない