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- / ISBN・EAN: 4527427643369
感想・レビュー・書評
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モっくんの所作と雰囲気で持ってる映画だな。内容を噛みしめたいなら小説のほうがいいと思うな。
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楽団の解散でチェロ奏者の夢をあきらめ、
故郷の山形に帰ってきた大悟は好条件の求人広告を見つける。
面接に向かうと社長の佐々木に即採用されるが、
業務内容は遺体を棺に収める仕事。
当初は戸惑っていた大悟だったが、さまざまな境遇の
別れと向き合ううちに、納棺師の仕事に誇りを見いだしてゆく。
ひぃお婆ちゃんが亡くなった時のことと
いずれくる大切な人との別れの時を思い、
泣きました。
納棺師という職業をこの映画で初めて知りました。
旅立ちのお手伝いをする、日本独自の
素晴らしい仕事です。
いずれくる最期まで精一杯生きて、
誰かに最期が来た時はきちんとおくりだして
あげたいと思いました。
この映画との出会いに、感謝。 -
本当にいろんなことを考えさせられた。
職業のこと、お仕事のこと、結婚相手のこと、相手の気持ちのこと
自分が死んだ時のこと、両親のこと、遺体のこと、残されたあとのこと
私は自分を大事に、甘く甘く生きてきた。
だから自分が死んだあとのことなんて今まで気にもしてこなかった。
ちっぽけなことだけど、改めて、考え方を見直そうと思う。
しかし後半のしんみりとしたあとで見直してみると、なおさら最初のコミカルさが際立つw
まさかこんな重い題名で、シーン的にも重い空気の中で、こんなにも笑かしてくれようとは。日本独特の、あの笑ってはいけない雰囲気がさらにむずむずしてきて笑いが堪えきれないww
泡で鼻プスプスと、帰してやったタコが浮いてきたところが個人的に最高!!!
もひとつ気になったのが、食べたこと無い食べ物なのに音で想像させられてめちゃくちゃ旨そう!むにむにゃぬにゃチュ・・っつぁ。あぁ~
干し柿たべたーい!ふわふわしらこ食べたーーい!!ケンタッキー山盛り買ってこーーーい!!!!
きっと、BGMがうるさくなく空気感がしんとしているから、動作ひとつひとつの音がとてもきれいに聞こえてくるからだ。
しかしだ。納棺主という職業はそこまで嫌われることないと思うんだが・・・
「触らないで!汚らわしいっ!!」
「一生あの人みたいな仕事をして償うか?」 ・・・!?w
こ、ここまで言われなくても・・・w
仕事を好きに選んでなにが悪い!個人の自由だろ!っと思ったのだが
逆の立場になって考えてみる。
納棺主は想像しにくいので、イヤな仕事・・・ゴ〇ブリ駆除、の仕事をしている旦那を持ったと考えると・・・
イヤだ!!!!旦那からはなにやら不快な臭い・・・コートや洗濯物の中から触覚らしきものが・・・
イヤ!イヤ!サイテー!!生理的にムリ!!わたしのことも考えろ!って思いますね・・・^^:
残されたご遺族を見て、遺体の私を囲む両親や結婚相手のことを考えると、許可もとらず臓器提供カードを持っていることに違和感を覚えた。
せっかくキレイに残った体を切り刻まれて、それを見た両親はどう思うのか。
話して、みようと思った。
逆に残されたときは、はこの言葉を思い出そうと思う。
「いってらっしゃい。また会おう」 -
脚本がかなりいい。もっくんの演技がいい。
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音楽と俳優の演技っぷりにやられた作品です。
音楽は久石譲だからよいのは間違いないし。
俳優さん達は本木雅弘や広末涼子、脇役含め全員よかった!
出演者を見ていて、映画だということを感じさせなかったです。
観ていて「人生って一人ひとりが主役だよね」としみじみ感じました。
観終わった後にすごく考えさせられるのはもちろんのこと、同時にこの映画のすごさも感じました。
「死」という存在は誰にとっても共通するものであり、でも映画のテーマにするにはあまりにも重くて難しいもので。
その「死」というテーマがメインなのにも関わらず、とっても観やすかったです。
しかも「死」だけじゃなくて仕事や、命などのたくさんのテーマも盛り込んであって。
テーマほどの重さは全く感じず、ボリューミーな印象も全く受けず。
正直ここまでさらりといいものをみせられると返す言葉もないといった感じです。
死を迎え、映画を楽しむことの出来る人間として、一度は観るべき作品だと思います。
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「正直ここまでさらりといいものを」
そうですよね!
だから映画の良さが、ゆっくりと身体に沁みこんでいったんだと思います。「正直ここまでさらりといいものを」
そうですよね!
だから映画の良さが、ゆっくりと身体に沁みこんでいったんだと思います。2013/08/07 -
>nyancomaruさん
お気に入り登録&コメントありがとうございます!
誰にでも共通するテーマであるからこそ、体に染み込みやすいし、染み...>nyancomaruさん
お気に入り登録&コメントありがとうございます!
誰にでも共通するテーマであるからこそ、体に染み込みやすいし、染み込んだ時の共感も大きいのでしょうね。
また観たくなってきました♪
2013/08/09
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全般的に説明過多の割りに、
的を得てない部分が多いような。
シリアスなのか、笑わせたいのか、
そのへんが優柔不断。
「感動してください」なオーラが
映画から出ていて、好きじゃないです。
アカデミー賞を受賞しましたが、
納棺師という日本人にも馴染みのいな職業が、
欧米の人にはさぞや珍しかったのだろうな、
と思いました。
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公開前の特番から気になってました。(が、特番でほぼ全てを話されてしまった・・・)
淡々とした独特のペースがあって、その中で重くなり過ぎず、軽すぎずに『死』というものが描かれています。
チェロの音色もとっても綺麗でした。AIが歌う『おくりびと』も良い曲なので聴いてみて下さい。(エンドロールで使われているのかと思ってました。違ったんだ・・・・。)
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この映画はとっても好きです、映画を観た後で、百瀬しのぶが書いたノベライズ、小山薫堂のオリジナルシナリオ、さそうあきらのマンガと続けて読みまし...この映画はとっても好きです、映画を観た後で、百瀬しのぶが書いたノベライズ、小山薫堂のオリジナルシナリオ、さそうあきらのマンガと続けて読みました。
「天地明察」も滝田洋二郎が撮るので期待しています。。。2012/08/24
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タイトル、シンプルだけど凄い。センス。
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所属していたオーケストラが解散となり、それとは知らずに納棺師となった元チェロ奏者の男性。死者を扱う仕事ゆえ、慣れない当初は戸惑い、また、周囲の理解も得られず私生活にも波紋を広げることになったが、様々なご遺体と遺族の姿を通して徐々に仕事にやりがいを覚えていくようになる。そしてそれは自分の心の底に澱のように沈んでいた、自分を捨てた父への思いにもつながっていくのだった。。。
もっくんが時に鍛え上げた肉体もさらしつつ、日陰の仕事とも見られがちな"おくりびと"を熱演。綺麗な死に様だけではないので、きついこともある仕事を、でも使者を送る大切な仕事として浮かび上がらせている。時折演奏するチェロもいい。一部にある死者への濃厚接触シーンは、現実世界ではケースバイケースとして注意が必要なのは留意するとして。