7つの贈り物 コレクターズ・エディション [DVD]

監督 : ガブリエレ・ムッチーノ 
出演 : バリー・ペッパー  ロザリオ・ドーソン  ウィル・スミス  ウディ・ハレルソン 
  • ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
3.26
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感想 : 91
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4547462059840

感想・レビュー・書評

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  • ウィル・スミス主演。ある事件をきっかけに心に傷を持った主人公が、見知らぬ7人に贈り物をするという内容のヒューマンドラマ作品。中盤まで話の全体像が全く予想できず、終盤にかけて徐々に明らかになっていく展開が印象的で、最後の最後ですべての謎が解明してから感動のラスト。見る人によってはスッキリしない終わり方という印象かもしれませんが、ある意味、この行動ですべての人が救われたのかもしれない、そうあって欲しいと願う気持ちを抱かせる内容だったと思います。

  • 贖罪の映画。罪を償うことの苦しさ、難しさを感じました。

  • 7秒で7人の人生を叩き壊した男が7つの贈り物をするという贖罪のストーリ。ウィル・スミスとロザリオ・ドーソンの熱演もあってラスト感動しなかったと言えば嘘になってしまうが、善人かどうかを自分で選ぶという行為にはやはり違和感がある。何となくスッキリ感動できない映画だった。

  • 無償の愛。
    なぜ彼は何の見返りも求めず、救いの手を差し伸べるのか?

    途中まで、ウィル・スミス演じる主人公がどういう思いで、何をしたいのか? が分からず、このストーリーはどう収束していくのか、凄く不安を感じるほどに無償の愛を貫く男を描いた物語。

    最後に真実が分かると、一気に涙腺崩壊。
    感動したい、と感じたらぜひ観てみてください。

  • 初見殺しの作品。なんかすっきりしないまま最終盤に突入し、ようやく全容を理解できます。
    まぁ、分かるんだけど、分からないなってのが正直な感想。このテーマはキリスト教の世界ならでは?なのではないだろうか。
    二回目は色々散りばめられた意図を確認しながら鑑賞する楽しみはあるかも。

  • 賛否はあるだろう主人公の行い。ギフトをもらった選ばれし人たちも受け取ったことで幸福と新たな十字架を背負うことになるという。私は好きです。主人公はきっと十字架を課せられても受け止め、受け入れられ、なおかつ前を向いて歩いて行けるであろう人たちを選んだのだろうと。

    映画を見ていて童話の『幸福な王子(しあわせの王子)』を思い出しました。

  • 別途

  • ざっくり言えば「幸せの王子」の人間版かな。自分の不注意で人の命を奪った償いに自分の臓器を提供した男の物語。原題は「ベニスの商人」からヒントを得たそうです。具体的には、7つを分け与えること=7poundsとなぞらえたとか。
    また、「幸せの王子」との違いは、純然たる自己犠牲と自己満足な自己犠牲との差。例えば、愛する女性に自分の心臓を移植するために自殺したことを知った彼女の苦しみを考えたのか?もちろん、ドナーの名前は伏せられるはずが・・最後は遺書で自分からバラシたようですが。しかしラストは不覚にも涙してしまいました。

    『7つの贈り物』(原題: Seven Pounds)は、2008年米映画。監督はガブリエレ・ムッチーノ。ウィル・スミス演じる主人公は、7人の人生を変えようとする。ロザリオ・ドーソン、ウディ・ハレルソンそしてバリー・ペッパーも出演。

    トーマス(ウィル・スミス)は運転中に携帯電話に気をとられ、事故を起こす。その事故で見知らぬ6人と婚約者のサラ・ジェンソン(ロビン・リー)を死なせてしまった。
    事故の翌年、トーマスは航空学エンジニアの仕事をやめ、アメリカ合衆国内国歳入庁で働く弟のベン(マイケル・イーリー)のドナー(臓器提供者)となって肺を提供する。さらに6ヶ月後、彼は自分の肝臓をチャイルド・サービスで働くホリー(ジュディアン・エルダー)に提供する。その後も、トーマスは臓器提供を受けるに値する良い人を探し続ける。そしてジュニア・ホッケー・チームのコーチをするジョージ(ビル・スミトロヴィッチ)にじん臓を提供し、男の子のニコラス(クインティン・ケリー)には骨髄を提供する。
    トーマスはホリーに「助けが必要なのに求めない人はいないか?」とたずねる。ホリーは同居する男から日々DVを受けているコニー・テポス(エルピディア・カリーロ)を紹介する。トーマスはコニーと2人の子供を海岸沿いにある自分の豪邸によび、家の鍵をあげる。そして、彼はペットのハブクラゲと一緒にモーテルに引っ越すのだった。
    トーマスは弟の資格証明書を盗んで、弟の名前であるベンと名乗り、歳入庁のデーターベースを利用してドナーから提供を受けるにふさわしい最後の2人を探す。1人目は盲目でピアノも弾く肉のセールスマンのエズラ・ターナー(ウディ・ハレルソン)。トーマスはエズラ・ターナーの性格を調べるために電話し、目の見えないことを侮辱してわざと怒らせようとするが、エズラは怒るどころか穏やかだった。またエズラ自身の生活も堅実なものであり、トーマスはエズラの人柄を認め、ドナーとして臓器を提供しようと決める。
    次にトーマスは、心臓病をもち、グリーティング・カードの印刷業を営むエミリー・ポサ(ロザリオ・ドーソン)と会う。トーマスは彼女と過ごしている間に庭の草刈りをしたり、草原にエミリーの飼っている犬を連れてデートをしたり、壊れてしまった印刷機を直したりする。そうしている内に互いに惹かれ合って恋が芽生え、ドナーとなって心臓を提供しようと決める。
    弟のベンが自分のアメリカ合衆国内国歳入庁のIDカードを取り返しに、エミリーの家へやって来る。トーマスはカードを返し、車の中で待つと言う弟を残して家に入るが、裏から逃げ出す。そして常宿のモーテルに帰り、救急へ電話して「この部屋に自殺者がいる」と通報したうえ、氷水を入れた浴槽に毒を持つクラゲとともに沈み、自ら脳死状態になろうとするのだった。(Wikipedia)

  • ウィル・スミスの意外な面を見た。これはこれでよい。
    一見良い話のようにも見えるが、釈然としない部分もある。これは善行なのか?
    分け与えることが贖罪ということだろうが、その手段で本当にいいのか?

  • 幸福な王子と、星の金貨が合わさったよう。
    自己犠牲ではあるけど、より感じるのは奉仕かな

    これがベストな選択とは思えない。
    けれど、現実社会で 出来るはずのない出来ることをした彼を賞賛しながら慰め労りたい。
    鼓動は一粒の希望

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