母なる証明 スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]

監督 : ポン・ジュノ 
出演 : キム・ヘジャ  ウォンビン  チン・グ  ユン・ジェムン  チョン・ミソン 
  • Happinet(SB)(D) (2011年10月17日発売)
3.86
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本棚登録 : 728
感想 : 163
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953028388

感想・レビュー・書評

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  • 重苦しく見せかけているが、笑って観ても正解の映画ではないだろうか。テーマをそのまま糞真面目に受け取る気にならない。穿った観方かもしれないが、特に後半はウォンビンがわざと惚けて母を試しているようにしか見えない。結果的に、彼は生涯に渡って無償の愛を享受できると確信したことでしょう。ポン・ジュノの少し外した感じを踏まえると、真犯人とされた人物との面会で母が流した涙は良心の叱責によるものではなく歓喜の涙の可能性も大いにあり得て面白い。取りあえずラストの母の選択とハイテンションな御一行様には爆笑するしかない。2011.06.05自宅。

  • エンディングが素晴らしい。

  • 凄惨な女子高生殺人事件を皮切りに、事件の容疑者となった息子と、
    息子の無実を信じて真犯人を追う母の姿を追ったサスペンス。

    後味が悪い映画でしたが、二転三転するストーリーに引き込まれます。

    そして、ラスト直前に、「ああぁぁぁ・・・!」て叫びたくなる結末が・・・。

    【ストーリー】
    一人息子と静かに暮らす母。
    そんなある日、街で殺人事件が起こり、もの静かな息子が第一容疑者に。
    事件の解決を急ぐ警察が犯人と決めつけ、無能な弁護人も頼りにならない中、母は真犯人を捜し出し、
    息子の無実を証明しようとするが・・・。

  • 伏線の使い方がうまいな~と。音楽がコミカルで重さを中和している。殺人に資格はいらない、とゆう言葉が印象的

  • 衝撃的な映画だった。
    映像がきれい。人物の表情や仕草が、コミカルでいて切迫していて、ほんとうに怖い。
    殺人の追憶に続き、韓国の警察ってほんとにそんななの?とは思ったけど、田舎のおっさんやおばちゃんを見せる視点がものすごく生々しくて、そのリアルさに引き込まれてしまった。
    ラストの展開も映像も衝撃的。終始、光と闇のコントラストが絶妙で、美しさと恐ろしさを叩き込まれた感じ。
    ダンサー・インザダークよりも、不条理で救いのない恐ろしさだと思った。
    人間こえー。ポン・ジュノ恐るべし。

  • サスペンス+推理もの。
    母と息子の関係が強いといわれる韓国社会の歪んだ一面を捉えた映画。

  •  母親の子に対する狂気にも似た愛情を描いた作品。
     一人息子のウォンビンがある日、殺人罪で刑務所にはいる。無実を証明するために、たった一人で母親は奔走する。
     事件の真犯人が誰なのか、をとくのではなく奔走する母親の姿をじっくりと映した映画。視点として面白いと思った。
     映画でも小説でも、「なにかをといていく」ものと「一人の姿を描写する」作品に分けられる。そのなかでも、この映画はまさに後者だった。 
     異常なまでに子離れ出来ていない母親に「子供に対する愛」というよりも、むしろ執着といったものを感じる。さて、その狂気が行きつく場所ははたしてどこなのだろうか?それがこの作品のテーマだったとわたしは思った。
     普遍的な母親像の、どこか狂気めいたところを忠実に描いている、面白い作品だった。
     

  • 題名からラストが予想出来たが、なかなか面白い。

  • 前編通して強烈だった。すごい。

    (2009年作品)

  • ダンサーインザダーク思い出した。ラストがーー!!

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著者プロフィール

1969年生まれ。映画監督。2019年『パラサイト 半地下の家族』がカンヌ国際映画祭でパルム・ドール、アカデミー賞で作品賞を含む4部門受賞。監督作品に『ほえる犬は噛まない』『母なる証明』ほか。

「2021年 『ポン・ジュノ映画術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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