AKIRA 〈DTS sound edition〉 [DVD]

監督 : 大友克洋 
出演 : 岩田光央  佐々木望  小山茉美 
  • ジェネオン・ユニバーサル (2011年10月17日発売)
4.06
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本棚登録 : 550
感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102010768

感想・レビュー・書評

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  • Netflixで鑑賞。何十年ぶりなので、細かいストーリーは忘れていた。CGがない時代なので、全て書き込みだけど、今見ても面白い。

  • Youtubeで限定公開されてたので観たけれど難解すぎてちょっと分からなかった……前情報何にも調べずに観たのが失敗だったかも。解釈を読んでまた観たいと思った。絵もそうだけど、音響もまたおどろおどろしくて精神を抉ってくる感じがした。冒頭のバイクでの爆走シーンの音響は聞いていて不快ですごく耳に残った。こどもみたいな年寄りみたいなキャラクター、あれも不気味だった。超能力者にさせられてあんな顔になっちゃったのかな……?てつおが巨大化しちゃうシーンはエヴァンゲリオンを彷彿とさせた。世界観は複雑で現実離れしていて圧倒的なのに作品の鍵となるのはてつおの「自分はいつも助けられてばかりいる、自分は弱い人間だ」という幼稚なコンプレックスで、そういう構造もなんだかエヴァに通ずるものがある気がした。

  • 2021.12.26 Youtubeで限定公開してたので。
    88年の第三次大戦の30年後のネオ東京が舞台。

    人間の力の可能性を開こうとして失敗しちゃった。
    自分たちで終わらせるのことにした。

    てつおはどこ行っちゃったのか?

  • 33年前の映画だが、映像は素晴らしい。ストーリーが何を意味するか判らない。

  • ストーリー
    舞台は2019年、第三次世界大戦から復興したネオ東京。ハイテクと繁栄を極めるメガロポリスの裏側で、最高機密・アキラをめぐって、アーミーとゲリラが激しい戦いを繰り広げていた。健康優良不良少年・金田とその仲間・鉄雄は、その戦いに巻き込まれていく…。

  • いやぁ久々に観たな〜何年ぶりだろ(笑)
    今見るとアキラって2019年設定なんだな。これってブレードランナーも同じく2019年なのは何か理由があるのかな?連載開始と劇場公開も同じく1982年なのも単なる偶然ではなさそう〜気になるなぁ〜大友克洋先生はメビウスから色濃く影響を受けてるんでしょうね。描き込み方がすごい似てますもんね。海外でもそう評価されてますしね。画はメビウスの方が上手いかもです(笑)
    「手の中で宇宙を作ったこと」
    ここがアキラの一番のキモになる所なんですよ。
    今回は久々の積読なので時代設定を改めて良く観て楽しんで観ました。
    クラウンと金田のチキンレースは時速150km台での勝負だったな。バイク自体は1000馬力とか言ってる割に150kmはしょぼいな…大友先生は乗り物には疎いのかな(笑)
    トンネル内部で小さいエアバイク見たいな奴とのバトルはコブラを思い出すね。
    アキラのビッグバンって2ndインパクトって事だな
    東京湾に浮かぶ新東京はアップルシードがこんなだったような気がするけどどうだったかな?
    アキラが保存されてる地下に降りるリフトはエバにあんなリフトがあったような…
    あの「ソル」って兵器はやっぱ「ソーラーレイ」から来てるのかな(笑)
    アーミーと呼ばれるけど陸軍がいるんだな。という事は憲法改正をやったって事だ。しかも武装したテロリストと戦ってるんだから凄い。日本国内はビッグバンから2019年までの30年で改憲派が発議して国会の2/3と国民投票の過半数をとったって事だから、かなりのカリスマ性を持った政治家が出て来たってことかな(笑)そうでもなきゃ自衛隊を軍隊として認める改憲なんて出来ないよ。そのくせ評議会のトップ連中がやたらしょぼいのは、その辺は空想だけでリアリティで考えてた訳じゃないのか…
    アキラの主題って、自分でコントロール出来ない力に対する畏怖と反省って事だなって思う。金田と鉄男はオマケだよね(笑)
    久々に見て面白かった。数年後にまた観よう(^.^)

  • 未来なのに場末感漂うネオ東京。
    不良少年の抗争中、バイクを飛ばしていると超能力研究組織の者にぶつかってしまう。
    事故の回収ついでに少年も捕まり脳を弄られ実験台の1人に。
    対象に触れずに破壊できたり、ガードも可能という大きな力を手に入れるが、卑屈な性格が災いし、色々な人を巻き込み自滅。
    タイトルにもなっているアキラは概念化してる感じで、セリフに出てくるほど印象的な行動はない。サッと出て終わり。

    この作品は前々からいろんな媒体でオススメされている傑作ということは知っていたけど、のちの作品で沢山オマージュされているからか、特に新鮮なところはなかった。
    スターウォーズを見たときも同様にがっかりしてしまった経験がある。
    当時リアルタイムで作品に触れていれば、かなり衝撃的だったのかもしれない。

    特筆するとBGMがとても良かった。
    近未来が舞台であるのに、木製スティックやカリンバを使った民俗調の音楽が多用されている。
    これがエコーききすぎるドラムとダサいベースの80年代音楽だったら最後まで見られなかったと思う。

    絵づくりもフルアニメ並みによく動いて凄かった。
    今だったら絶対CGで済ませてしまうバイクなどのメカも丁寧で、搭乗の沈み方などいいなと思えた。
    爆発や瓦礫の作画もよく出てくる。
    場末な雰囲気がセル画のパサパサした味と合っている。

    2時間を越える上映時間で、鉄雄の心象描写が丁寧だなと感じるとともに中だるみも感じた。

    近未来であるのに全くと言っていいほどデジタル化されていないのが不思議だった。80年代からビルの高さしか変わってなさそう。

    誰もが肩幅たくましいデザインなので、女の子がパッと見分からなくて混乱した。

    復讐される某シーンでは、いくら貧乏でも未来の日本でノーブラはないだろとツッコミたい。
    その近くのシーンで「逃すなよ」とバイクから飛び降りる所も、アニメながらヒヤヒヤした。小学生の時同じことを自転車でやって大いに転がった経験があるので、あれを真似する子供がいないよう願う。死ぬよ。

  • 制作年:1998年
    監 督:大友克洋
    主 演:
    時 間:124分
    音 声:日:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーサラウンド、英:ドルビーデジタル5.1ch


    1988年7月、東京で核爆発が発生、第3次世界大戦が勃発した。
    2019年、ネオ東京では軍の指揮下で新兵器・超能力の研究が進められていた。
    キヨコ(25号)、タカシ(26号)、マサル(27号)ら永久幼年者はエスパーの実験体で、もう一人のアキラと呼ばれる28号は超能力があまりに強大でコントロールできないためカプセルの中で眠らされていた。
    職業訓練校生の鉄雄は友人の金田らとバイクで走っていたところタカシと遭遇。
    避けようとしたが、転倒して重傷を負ってしまう。
    そして鉄雄はタカシと共に軍に連れ去られ、エスパーとしての訓練を受けた。
    やがて鉄雄は恐るべきパワーを身につけ、周囲を破壊していく。
    自分にも軍にもコントロールできないのだ。
    その力はアキラにも匹敵し、またアキラを目醒めさせる危険も出てきた。
    金田はゲリラのケイと手結んで鉄雄を止めようとするが、どうにもならなかった。
    軍の施設を抜け出し、アキラの眠るオリンピック会場建設場へ進む鉄雄を、軍やゲリラ、金田らが追う。
    鉄雄はついにアキラのカプセルを壊すが、アキラの正体はバラバラに保管された脳神経だった。
    キヨコ、タカシ、マサルは3人の力を合せてアキラを甦らせ、鉄雄を全く別の宇宙へと連れ去るのだった。

  • 内容は微妙だけど飽きなかった。音楽好き。洋画っぽいよね。いい意味で、やり方が。

  • あきらくん

著者プロフィール

漫画家・映画監督。宮城県出身。
1973年「漫画アクション」にてデビュー。代表作に『童夢』『AKIRA』など。
1988年、自ら制作したアニメーション映画『AKIRA』は日本国外でも高い評価を受け、海外における日本アニメムーブメント(ジャパニメーション)のさきがけとなった。
2013年、日本政府より紫綬褒章。2014年、フランス政府より芸術文化勲章オフィシェ。
2015年、第42回アングレーム国際漫画祭・最優秀賞(フランス)。

「2023年 『銃声』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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