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- / ISBN・EAN: 4547462077141
感想・レビュー・書評
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一度見たら決して忘れないインパクトのある顔で有名なダニー・トレホ演じるマチェーテが麻薬王や移民狩りをする悪党どもをぶった斬る。
脇役、悪役人生を歩んできたトレホ兄貴が齢60を超えて初主演。あのごつい顔で女にはモテモテ、悪い男はメッタ斬り! しかも悪役はロバート・デ・ニーロ、ドン・ジョンソン、スティーブン・セガールと、なんというパラレルワールド。
ブロンソン映画をポップにした感じ。序盤から終盤までぶった斬りアクションとお色気で飽きさせず楽しませてくれる。これぞ愛すべき一流のB級アクション映画。
ラストに冗談みたいに「続編決定!」と流れるが、本当に続編製作中なのだとか。なんと今度の悪役はメル・ギブソン。
時代がトレホ兄貴に追いつきてきた。 -
単純明快にわかりやすく、ざっくばらんに豪快で単純な単細胞映画。何をとってもチープでB級B級したB級映画なんだけど、もっとB級具合に本気だしても良かったと思う
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なんともコテコテのB級映画。
上の階の窓から下に降りるのにヒモがないので、敵の内蔵を取り出して、ひっぱって降りる。そんなことしたら切れるだろうにと思うが気にしない。
作り手に殺人に特に思い入れがないようでゲーム感覚でバッタバッタと殺していく。妊婦を殺したのは珍しいかもしれない。ナタが得意なのでクルクルと回っていろんな部分が切れていく。
主役のダニー・トレホがなんとも個性的だが、これにロバート・デ・ニーロやスティーヴン・セガールが出てきてB級映画らしい雰囲気を盛り上げる。ロバート・デ・ニーロは、殺されたかと思ったら防弾チョッキを着ていて助かる。しかし国境近くをうろうろしていたもので味方から撃たれて、演説で必要を訴えていた電気柵にひっかかって死んでしまう。なんとも徹底してB級路線の死に方をする。
ピョンピョンとはねる車とか、ラスト、次回は「殺しのマチェーテ」その次は、「続殺しのマチェーテ」などと予告が入ったりするのも好きだ。
とは言えタランティーノのようなB級映画だからこそA級映画を突き抜けた感はない。とりわけ、ラストの総攻撃のシーンはかえって大味でつまらなくなった。 -
メキシコの悪そうな輩たち、エロくてめちゃくちゃいい女たち、銃のぶっ放し殺し合い、内容めちゃくちゃ、とにかく刺激的
っていう昔の私なら大興奮で観た類いの映画
ロバート・ロドリゲスに撮らせたら、銃の向け方や武器の使い方もかっこいいね
今の私はそこまで興奮しなかったけど、いい女が観られるのは嬉しいし、ローライダーはやっぱかっこいいし、メキシコ人もいいし、はちゃめちゃ感も楽しめた -
もう見たまんまなので、見た誰かと酒飲みながら最高のバカバカしさについて話し合いたい。無駄に豪華なキャスト、無駄にモテる、無駄に女たちが強い、、とにかく無駄が面白い。もう完全にロバート・ロドリゲスにハマってる…
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マチェーテが翔ぶ! 跳ぶ! 飛ぶ!
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ロバート・ロドリゲス監督がタランティーノと組み、B級映画へのオマージュとして撮り上げた二本立て映画「グラインドハウス」。本作は、その中で上映するためだけに製作された架空の映画の予告編「マチェーテ」を、ロドリゲス監督自ら豪華キャストを贅沢に起用し実際に長編映画として完成させたバイオレンス・アクション。主演はダニー・トレホ。共演はスティーヴン・セガール、ミシェル・ロドリゲス、ジェシカ・アルバ、ロバート・デ・ニーロ。
町山智浩の映画塾!「マチェーテ」<予習編>
https://youtu.be/8sAFs5WNM7g
町山智浩の映画塾!「マチェーテ」<復習編>
https://youtu.be/Y9ANt0Tf9zM -
とりあえずトレホの旦那が 翔ぶ 跳ぶ 飛ぶ
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豪華なキャストでB級アクションを作るという志の高さ(?)は買えます。そのなかでミシェル・ロドリゲスの安定のかっこよさ、デニーロの情けない死に方、リンジー・ローハンの無駄なヌード、敵の内臓を引っ張り出してロープ代わりに飛び降りるシーンが素晴らしさなど、まぁ色々印象が焼き付きます
と、一見はちゃめちゃなB級アクションですが、メキシコ国境での不法移民問題という背景があり、移民排斥を訴える保守派政治家がロバート・デニーロで、彼の姿はトランプ大統領に重なります。もちろん視線は被虐マイノリティ擁護に向けられているわけで、きわめて政治な映画(?)といえます。