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- / ISBN・EAN: 4580325310412
感想・レビュー・書評
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私の中で真綾さんはどちらかと言うと夏よりも冬の曲のイメージがあります。その中でもこのアルバムは特に冬に聴きたくなるアルバムの1つです。私のお気に入りは『Sayonara Santa』と『誓い』。特に『誓い』は冬が好きになる曲です。
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真綾さん3枚目のコンセプトアルバム。
今まで、彼女のコンセプトアルバムは性質上もあり
シングル曲皆無ですが、毎回物凄く良い。
今回も素晴らしかった。
強いて言えば菅野さん作品以外は、多数の方が手がける分
若干曲の流れにバラつき(良く言えばバラエティ)がある気がしますが、
良い曲があまりに良いので補ってあまりあります。
折角なので全曲感想で。
1.Driving in the sirence
アルバムタイトル曲ですが、プロローグ的なシンプルな1曲。
短いながらもの「つかみはOK」感は「かぜよみ」の
「Vento」を思い出させます。
2.Sayonara Santa
こちらがリード曲なんですよね。もう試聴であまりにツボに
ハマって、楽しみでしかたなかった曲でした。
後半に子供の声とかが入っててビックリ。
3.Melt the snow in me
全英語詞&しっとり目なのにじっくり聴かせ、菅野さん
時代を思い出す曲です。歌詞の訳詩が何気に良い。
4.homemade christmas
すみません、正直全曲でこれが1番イマイチでした。
一番普通のJ-POP的で、真綾さんの曲としては新鮮かも。
5.今年いちばん
この曲も比較的イマイチでした。が、あっさりして真綾さんに
合っている分、こちらは悪くないな、て感じでした。
6.たとえばリンゴが手に落ちるように
こちらはシンプルながらもテンポも良く、結構お気に入り。
ありそうでないアレンジも良い。
7.極夜
コンセプトアルバムらしい、しっとりかつ壮大な曲。
この曲から「誓い」への流れは絶品です。
8.誓い
真綾さん作詞作曲第2弾。聴いて泣きました。
もう真綾さん完全プロデュースとか見たい(聴きたい)?くらい
彼女自身のつむぐメロディーには打たれます。
震災が起こったころに思い立って出来た曲とのことですが、
聴き方により意味深な聴き方も出来てしまうのではと思う、奥の深い曲。
9.Driving in the sirence -repice-
前回の30minutes night flightを思い出させる
シンプルなエピローグで締めです。
とにかく、「Sayonara Santa」と「誓い」が
物凄く良かった。
この2曲だけでもシングルより断然自分は好きですね。
全体としてもとても良かった。 -
なんて素晴らしいアルバムなんだろう。
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コンセプトアルバムは前に2枚出ているけれど、
私は特にこれが好き。
ラスマス・フェイバーから提供を受けた楽曲は、
さすがにデビュー曲をカバーしているだけあって
真綾ちゃんのリリカルな歌声をよく理解していると思う。
ハートウォームな曲と、凍てつき厳かな空気感の曲の間に挟まれた
「今年いちばん」が異色で、このアルバムに大人な深みを
プラスしている。
スローなジャズナンバーに合わせた、癖のある歌い方もまた魅力的。
アスファルトに積もった雪に照らされた、
街頭の琥珀色の光が目に浮かぶよう。 -
「melt the snow in me」「sayonara santa」「極夜」とラスマス曲すごくいい。とくに「「melt〜」はこれぞ真綾さんというような、馴染み深いかんじの曲なのが不思議〜。「sayonara〜」は定番のテーマをこう歌詞にするかっていう妙が光る。かわいくて切なくて、クマのぬいぐるみの逆バージョンみたいな!
「今年いちばん」「例えばリンゴが手に落ちるように」も好きで、「誓い」は「everywhere」と同じ、きけばきくほど染み込む予感がするし、全体通して何回でもきいちゃう。コンセプトアルバムは実は初めてきくんだけど、タイアップとかの縛りがないから雰囲気が違ってすごくいいな。断片的にきく過去のコンセプトアルバムの曲も好きな感じが多いし、前2作もきいてみよ。 -
ご結婚おめでとうございます。
これまでになく「ふたり」を感じさせる。何気ないひとときを一緒に過ごせる幸せであったり、別れであったり、その内容は様々だが、友情や共闘ではなく、愛情としての「ふたり」が色濃い。
そして曲順が不思議。「Sayonara Santa」で「さよなら あなたが好きだった あしたは誰かのものになってしまうのね」と唄ったあとに、「homemade christmas」で「大人になっても彼はそばにいるよ」と唄うのはなぜ? つまりこのSantaはサンタクロースのサンタではないんだよね、とか。
結婚発表の直後だということもあり、単純に音楽を味わうのではなく過剰に深読みしてしまう。いや、野次馬根性ではなく、ここ数年のアルバムの中では最も考えさせられる1枚である、と言いたいわけです。 -
まーやの3枚目のコンセプト・アルバム。今回のテーマは「冬」。この季節にぴったりな作品です。キャッチーだったり、耳なじみがいいだけでなく、ゆっくりとじっくりと時間をかけて聴き込みたいと思うそんな素敵なアルバムです。ちょっと早いけど、クリスマスプレゼントかなw