『薔薇とサムライ』DVD

出演 : 古田新太  天海祐希  浦井健治  山本太郎  神田沙也加  森奈みはる  橋本じゅん  橋本じゅん  粟根まこと  藤木孝 
  • ヴィレッヂ
4.10
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4582172280450

感想・レビュー・書評

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  • 月に一度のレイトショー、ゲキ×シネにて鑑賞。
    海賊たちと地中海の小国の陰謀のストーリー。

    五右衛門ロックの番外編ということで、どうしても前作と比較してしまうのだが、前作が芸達者な面子の揃ったトータルなおもしろさなら、本作は天海祐希ありきの華やかな世界。
    りりしい海賊姿やオスカルを彷彿とさせる衣装、一変して華やかなドレスをまとい、見事に宝塚スターのための舞台だった。彼女のファンならずとも、見惚れてしまう。見るからに宝塚ファンという観客も、少なくなかったようだ。

    古田新太の五右衛門は、不動のはまり役。大河ドラマにも出演している橋下じゅんのマッチョな体に乙女の心の女装姿は、恐ろしいほどインパクト大。
    このシリーズは、出演者が弾けて楽しそうなところがいい。ノリノリのカーテンコールのあとは、映画館でも拍手が起きていた。

  • 3時間を超える舞台。バックは映像を入れ前の芝居と一体感を持ち、早い場面転換を可能にしている。女海賊が実は王の末裔で国の存亡をかけて前いた海賊と戦うことになる。勝利したが王妃の末裔は国の貴族の陰謀でウソ。偽った罪で死刑にかけようとするが、死んだはずの仲間の五右衛門が生きていて、実は死刑になりそうなとこまで持っていくことで貴族たちの陰謀を暴くのが目的だったと二転三転するドラマづくり。天海祐希はさすが宝塚。歌もそつなく歌え、化粧をすると宝塚の舞台のようだ。古田新太は余裕で楽しんでやってるようにも見える。
    実際に舞台で見たらさぞ堪能できたことだろう。しかし、映像で見るとどうだろう。舞台は映像で見るとオーバーアクションに気になる。もともとクローズアップがきかないし、遠くの人まで声が届くような演技スタイルが基本で、映像にすると魅力が半減する。ゲキ×シネとシネを想定したつくりになっているが限界を感じる。それをテレビ放送で見るとさらに半減する。集団の殺陣など実際は迫力あるだろうが、テレビだと何をやっているのか分からなくなる。それが3時間以上続くと気持ちが離れていく。このクオリティのものが映画でカンタンに手に入らないので、これからもゲキ×シネを見たいけど代替でしかない。

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