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- / ISBN・EAN: 4988102083274
感想・レビュー・書評
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あの、とりあえずですね。「『レーダー作戦ゲーム』映画化しようぜ!」って企画をした人がまず頭おかしいし、そんなもんに2億ドルの予算出しちゃったユニバーサルも頭おかしいし、そんで本当に作ることになったからって『レーダー作戦ゲーム』のルールをSF部分の設定そっちのけでガチ再現した脚本家も絶対頭おかしい。
そうやって出来た映画にいちいちツッコミを入れながらゲラゲラ笑い、うおおおっと盛り上がり、終盤の展開には拳を握りしめて燃えまくっている俺も確実におかしいのだった……。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
思った以上に面白かった。ヒロインはさっすが海軍大佐の娘さんだな、かっこよかったよ。キャーキャー言って逃げてたら、興ざめだったわ。
あと、あれね、足を失った元兵隊さんがすごかったね、息を吹き返す様を見せつけられたね。兵魂めちゃめちゃかっこよかった。
さらに良かったのが、あれだ、退役軍人の素敵おじいちゃんズ!かっこえええー!あんな年の取り方したい!
『軍艦がそうそ簡単に沈んでたまるか!』よっぽど若いのより、落ち着いて立ち回ってて、年の功すげーって思いましたわ。もう全部おじいちゃんにもってかれてましたわ。 -
TVで鑑賞。
最初から最後まで途切れることの無いお祭り感。最高です。細かい事は気にしない、お祭り映画だから。
浅野忠信は、チョイ役かと思ったら準主役級の扱いだった。しっかり楽しめました。 -
地球から送られたビーコンに反応してエイリアンの船隊がハワイに飛来。環太平洋合同演習中の人間との死闘が始まる!
いやぁ、すごい。宇宙から来たエイリアン艦隊と地球の普通の艦隊(もちろん空など飛べない)がガチンコ勝負するというメチャクチャな画を強引に成立させている。しまいには第二次大戦の時の戦艦ミズーリまで出てきてエイリアンと戦うし。。。
ボードゲームを映画化し、それに2億ドルの予算をつけちゃう時点でもう色々おかしすぎる。でもそのおかしさは正解。
日本よ、これがバカ映画だ。 -
いや〜楽しめた(^o^)/
単純にエイリアンとの戦いと
そう思ってたら、ちょっと違って
海軍の格好良さを描いた映画なんだね。
でだしがね。
そのサイドストーリー長過ぎ
なんて思うけど(^^;;
それもご愛嬌(笑)
マジおもろかった(^o^)/ -
よっ!やって来ましたバカ映画っ!
パラマウントと大手玩具メーカーハスブロ社のトランスフォーマーに続く提携作品第二弾にしてパラマウント映画100周年記念作品。
メモリアルイヤーのビックバシェット超大作の題材が懐かしの「海戦ゲーム」というバカ企画をごり押ししてでっち上げた“燃える漢ムービー”であります。
主成分の90%が「喧嘩上等」で出来ている脳筋主人公が軍人としてど~よ?とか
信じられない凡ミスでのっけから侵略にケチがつく間抜けな宇宙人とか
超絶科学技術を持っとる筈のエイリアンのルックスが頭の悪そうな(実際悪い)蛮人ゴリラだったりとか
などなど言い出したら止まらないぐらい突っ込みポイントはしこたまありますが、そんなこたぁーどーでもよろしいのである。
ミサイルボタンをポチッとな!な現代を舞台に「でっかい事は良いことだ!」的な大鑑巨砲時代の復活と逆襲をぬけぬけとぶち上げでしまうのである、バカですな。
しかし、この展開は燃える、いや燃えざるを得ない。
いちおう戦略と作戦を立てて戦力の劣勢さを巻き返す、アホだけどタクティカルなところや
アメリカ人がハンバーガーの次に大好きな「さぁ泣けいま泣けここで泣け」的な薄っぺらい自己犠牲精神展開に持ち込まなかったのには好感
理由付けはデタラメだが、キッチリ題材の海戦ゲームそのまんまの映像を出し盛り上がるシーンを作り上げたのはフツーにエラいと思う。
シジイ好きには堪らない「アホだけど圧倒的に正しい」展開に爆笑と喝采である。
観るまでは正直ピーター・バーグにこんな『ストロングスタイルの熱いバカ映画』が撮れるとは思っていなかった、是非ともこの道を邁進していただきたい。
トランスフォーマーシリーズを観て「脚本がヒドすぎる」と本気で怒ってしまう人にはさすがにオススメ出来ないが、お祭り映画好きには大安定の一本であります。
個人的満足度 ★★★☆ 3・5 -
退役軍人が戦闘行為に入れるわけがないなどツッコミどころ満載のずいぶん乱暴な話なんだけど、それを整合性がとれるように作るとテンポが落ちてしまうので、見る方が少し頭のネジを緩めて、のんきに見てれば楽しめる。
改めて思ったのだが、映画館で見るのと、DVDで見るのは少し違う。映画館だと画面に圧倒されてるので詳細にこだわらなくてもすむ。頭のネジを緩めやすい状態だ。DVDだと細かいツッコミを入れたくなる。
作品は映画館で見ることを想定してるわけだから他のメディアで鑑賞する時は少し割り引くしかない。
CG技術が導入されて精緻な画面づくりが可能となってなんとも幸せなことだ。昔は海が割れるというだけで見に行ったものだが今はもうなんでもアリである。ビルが破壊されてガラスや建材、デスクや書類が散乱するなんてシーンの細かさはワンパターンな気がしないでもないが、それだけ完成されている。
それでも気になるところがなくはない。生物は殺さないなど宇宙人に好意的な描写は何を意味するのだろう。その目的をあえて明かさないというも製作意図ではあるだろうが、結局ナゾのままだった。
それ以外は見世物映画なのでドンパチを楽しめばいい。錨をおろして艦を横向きにして一斉射撃というのは日本の海軍のとった戦略だ。そのあたりは研究されてるなぁ。もっとも錨を急におろして横向きになるのかは疑問だけど、そういう細かいことを言ってはいけない。
エンディングロールはCCRの「Fortunate Son」なのが懐かしい。