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感想・レビュー・書評
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NHK「満島ひかり×江戸川乱歩」があまりに良かったので原作を読みました。当時は不評だったと言いますが、それは時代を先取りしていたせいですね。全編、ヒロインの京子が語る一人称スタイルですが、そのため、うぶな娘から嫉妬の炎を燃やす女まで、心の動きがつぶさで、まさしく心理小説です。テーマはピグマリオン・コンプレックス、即ち、人形愛です。旧家の蔵で夜毎繰り広げられたというのがゴシックホラーのテイスト満点です。この人でなしの恋の場面では、オッフェンバッハのオランピアが浮かびます。頭のなかでは「ホフマンの舟唄」が流れました。
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Unlimitedでなければ借りなかったかな?
古い!
残念なことにKindleだと挿絵が汚い。 -
19歳の京子は地元の有名な美青年である門野の元に嫁ぐ。やがて京子は門野の不審な行動に気づき…。
全体を覆う不穏な空気感と、現代人にも通ずるある種の"愛の形"がビジュアル込みで印象に残る。いま読むと普通に感じる題材だが、それをこの時代に書いてるのが凄い。
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ひょえ~妻の恋敵とは、もしかして・・・・・ΟΟだったのでは?
ズタボロにしてもいいと思うけど、妻はこれか...
ひょえ~妻の恋敵とは、もしかして・・・・・ΟΟだったのでは?
ズタボロにしてもいいと思うけど、妻はこれからどうするの?
――書いちゃうけれど、一人二役?――