GOSICK VIII 上──ゴシック・神々の黄昏── (角川文庫) [Kindle]

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  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • ゴシックもついにクライマックス。おそれいていた大戦がすぐ目の前に迫ってきた。久城とアヴリルら留学生たちは国へ強制送還。ヴィクトリカは父ブロワ侯爵の思惑通り「兵器」として連れ去られる。子どもたちぐらいはせめて戦火から…という、読み手の願いは届くわけもなく、それぞれに巻き込まれ、時代の濁流に巻き込まれていく。離れたからこそわかる互いの想い。物理的な距離が彼らにとって妨げになるのか。かつて予言された不吉な未来に抗い切れるのか、はたまた…。

  • おー原作はアニメとはだいぶ違ってるのな、なかでも自らの身体に漢字を刻みつけるヴィクトリカがもうね。

  • ついにグレートウォーが始まって二人が離れ離れに!
    別れの言葉も言えずに別れてしまったっていうのが辛い。
    それに住所を体に刻む場面が痛々しくて切ない。
    戦争によってそれぞれ傷つけられる。
    最後に登場したコルデリアによってヴィクトリカは救出されたけどここからコルデリアとブライアンはどうやって脱出するの?
    凄い下巻が気になる!

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著者プロフィール

1971年島根県生まれ。99年、ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。2007年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞、08年『私の男』で直木賞を受賞。著書『少女を埋める』他多数

「2023年 『彼女が言わなかったすべてのこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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