新撰組顛末記 (新人物文庫) [Kindle]

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  • ※2017.10.3購入@honto

  • 新撰組の二番隊組長であった永倉新八が死の直前に、自身の生い立ちや新撰組での活動などを小樽新聞社の記者に語ったものをまとめた回顧録。

    幕末動乱期を駆け抜けた新撰組。その新撰組の成り立ちから解散までを当事者の一人である永倉新八が語ったものとして、本書は新撰組を知ることができる重要な本です。

  • 著者「永倉新八」というのがなんともインパクト。ただ、解説には、新聞記者から「取材」を受けて「信念を語りつくし」たものらしいので、実際に書いたのは記者なのだと思います。

    もっとたんたんとした内容かと思ったのですが、書き方は小説に近いといっていいと思います。

    もちろん永倉視点なので、永倉の活躍は多く取り上げられています。これは仕方ないか。それに次ぐのが近藤勇に関する記述。後半は傲慢になった近藤に対する悪いニュアンスの記述が少し多い。

    それに対して、土方や沖田などの他のメンバーについては、ほとんど記述がありません。あまり仲良くなかったのかな。

  • 古い読み物でも面白い。

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著者プロフィール

1839年(天保10)、江戸生まれ。本姓長倉。元は松前藩士。武者修行中に近藤勇に出会い浪士組に参加、新選組結成後は二番組長を務めるなど新選組草創期からの中心人物。甲陽鎮撫隊や靖共隊に属して戦うが、米沢より江戸へ帰還。松前藩への帰藩が許され、藩医の杉村介庵の婿養子となり杉村治備(後に義衛)と名乗る。その後小樽へ移り、樺戸集治監の剣術師範となる。数少ない新選組幹部の生き残りとして、板橋に近藤勇、土方歳三の墓を建立した。1915年(大正4)、病没

「2020年 『地図と読む 新撰組顛末記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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