テルマエ・ロマエI (ビームコミックス) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 映画を先に見たので「阿部寛がルシウスに似てる」ではなく「ルシウスが阿部寛に似てる」となった。

  • 阿部寛さん主演で映画化され、とても有名な話ですが、原作を見たことがなかったので、はじめて読みました。

    全六巻で完結という短さなので、あっという間に終わるのかと思い読み始めましたが、とんだ思い違いでした。

    予備知識が何もなかったので、てっきりローマから現代の日本にタイムスリップして、ドタバタ劇を繰り広げるのかと思っていたら、なんと主人公のルシウスはタイムトラベラーなんです!古代ローマの浴場と現代日本の銭湯や温泉をめっちゃ行ったり来たりします。何度も。予想外でした。

    古代ローマの浴場での困りごとを、現代日本の銭湯で得たヒントを活かして解決するという斬新さ。

    主人公のルシウスは自分がタイムトラベルしているという自覚は全くなさそうで、現代日本をどこか未知の異国の地だと思っているのがまたおもしろいです。

    日本人の事を「平たい顔族」って呼ぶんですよ。初めてその言葉が出てきたとき吹き出しました(笑)

    「平たい顔族」って呼ばれたとしても、実直なルシウスの魅力ににどんどん引き込まれ、好きになり、話を読み進められる事間違いなしです。

    ぜひ映画も見てみたいです。阿部寛さんがどんなルシウスを演じるのか…湯船からザバザバァ~っと現れるのを見たいですね。

  • 1~3巻までは完璧。
    恋愛要素を蛇足とるかどうか。

  •  浴場建築技師・ルシウスが、古代ローマと現代日本を行ったり来たり。未知の技術に驚きながらも、日本の風呂文化を古代ローマの浴場に取り込み大活躍!風呂愛あふれる歴史(?)コメディ。

     
     紙の本の時から再々々々読。ププッと吹き出しながら古代ローマについても知ることのできる漫画。面白い。名も無き脇役のじーちゃんばーちゃんがのどかで良い。若い人たちもかなりのんびりムード。ほのぼのする。
     ただ、あちこちのレビューで言われているように、後半の4巻以降がイマイチ。面白いことは面白いんだけど、3巻までの風呂愛はどこへ? 3巻までなら星5なのだが。
     ヒロインのさつきの評価が芳しくないようだが、私はさつきの祖父がアカンかった。話を都合よく進めるためのキャラだもの……。
     4巻以降は人によりけりだが、3巻までならぜひ手に取ってみていただきたい。銭湯に行ったことの無い方もどうぞ。

  • 誰も目をつけないようないい切り口でした

  • ローマ人の主人公(浴場設計技師)が 現代日本にタイムスリップ。 日本の風呂に感銘をうける!というギャグ漫画。 読んでいて、ほのぼのするし、面白かった~。

  • 最初すごく突飛な設定に思えたけど、作者さんのイタリア生活や無類の風呂好きのことを知ると、どんな作品にもそうなる理由があるもんなんだなあと妙に感心してしまった。無性に風呂に入りたくなる漫画だ。

  • 着想が面白い。
    実は、これが初Kindleです。本より安いし、居ながらにして手に入る。コミックや雑誌はこのスタイルがいいかも、iPadですが、読みやすかったです。

著者プロフィール

1967年東京生まれ。漫画家。14歳でドイツとフランスに一人旅へ。17歳でフィレンツェの美術学校入学。1994年、一人息子デルスを出産。1996年、漫画家デビュー。帰国し、北海道大学などイタリア語の講師を務めつつ、北海道の放送局でイタリア料理の紹介や旅行のレポーター、ラジオパーソナリティなどを務める。2002年、14歳下のイタリア人ベッピと結婚。エジプト、シリアと日本を往復しながらの生活が続くが、2004年に日本での仕事を整理し、リスボンに家族三人で住むことになる。主な著書に『テルマエ・ロマエ』『モーレツ! イタリア家族』『世界の果てでも漫画描き』『地球恋愛』『ルミとマヤとその周辺』など多数。現在シカゴ在住。

「2012年 『ヤマザキマリのリスボン日記──テルマエは一日にして成らず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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