- Amazon.co.jp ・電子書籍 (369ページ)
感想・レビュー・書評
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話的には突拍子もないものであったが、とても面白かった。特に大和杯の剣道の試合は手に汗握るものだった。堀田イトちゃんとてもかわいいです。玉木宏の鹿男は記憶にあるので、ドラマは見たんだろうなと思うが全然記憶にない。堀田イトの多部未華子ちゃんもう一度見てみたいわ。
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3日で読破しました。
いやあ、楽しかった。面白かった。
本を閉じた際には思わずそう呟いてしまう物語だと思います。
いつか奈良県の鹿さんとお会いした暁には、私も「びい」と変な声で挨拶したいものです。 -
夏の奈良旅行にむけて
旅行気分の盛り上げに再読。
夏目漱石の坊ちゃんの奈良バージョン。
どっちの相棒も堀田(イトちゃん・山嵐)ですね。
マイシカ。
鹿せんべい、そんなにうまいか。
お気に入りワードです。 -
万城目さんの世界観は独特で、ぬるま湯につかっているような気持になります。歴史ある奈良を舞台に、不思議なファンタジー感あふれる展開の中で、ぼんやりした輪郭の登場人物たちが、緊迫感なく危機的な状況を泳いでいるような物語でした。脱力して読めるところがうれしいです。
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神話ファンタジーと坊ちゃんとスポ根と白雪姫が融合し、奈良を舞台に日本を救う物語。少々強引な展開もあるのでー1点したけど、めちゃくちゃ面白い。章立ては第一章葉月(八月)、第二章長月(九月)、第三章神無月(十月)、第四章霜月(十一月)となっており、そのうち第三章が全体の8割をしめます。秋の夜長にリラックスして読むのに最適な一冊です。
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ドラマが面白かった気がするけど、記憶が曖昧で読んでみた。クセがなくユーモアがあって読みやすかった。私は今後、毒気のあるものを読んだあとはマキメワールドに帰りたくなりそう。
興奮や感動は強く感じないがそこそこ楽しめるし、滅入るような悲しさやキモチワルサもない安心感がある。
ファンタジー好きな人にはオススメ。 -
素っ頓狂な内容を上手にまとめていて楽しめる物語。
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久しぶりにドラマ版を観たら面白くて、急に原作が読みたくなって1日で読破した。
びっくりネタ既知でも面白かった!藤原君、原作だと妻子持ちの男子なのね。その他設定や展開が異なる部分もあって、そういう視点でも楽しめた。原作では"おれ"語りの一人称なので、"おれ"が見たこと聞いたこと以外の情報は入って来ない。やはりドラマより先に原作読みたかったかな。
わたしは森見派であまり万城目さんを読んで来なかったけど、世界観がユニークで面白かったし、また奈良に行って今度は古墳を巡りたいなーと思った。
そして、わたしも鹿に話しかけられたい。
201122読了、Kindleにて。 -
「鹿男あをによし」(万城目 学)[電子書籍版]を読んだ。万城目学さんはもういいやと思っていたはずなのになんで買ったんだっけな。
あいかわらず奇想天外な物語を巧みな語り口(文章)で読者の気をそらすことなく一気に破綻もなく収束させる(しかも胸の辺りをほんわかとさせる)技に脱帽です。